Expoを使用して、iOSとAndroidの両方に対応するReact Navigationアプリを簡単に開発してデプロイします。react-native-navigation 6.0以降、またはreact-navigation 5.0以降のどちらのナビゲーションライブラリバージョンも使用しない場合は、コードレスソリューションを使用できないため、アナリティクスイベントを収集してPendoに通知するようにPendoトラックイベントを設定する必要があります。
注:Pendoは、Expo SDK 41以降とのインテグレーションをサポートしています。
ステップ1:Pendo SDKのインストール
1.アプリケーションフォルダで次のコマンドを実行します。
NPMを使用する場合:
npm install --save rn-pendo-sdk
YARNを使用する場合:
yarn add rn-pendo-sdk
2. アプリケーションフォルダーでapp.jsonを開き、rn-pendo-sdkプラグインをPluginsセクションに追加します。
{
"expo": {
...
"plugins": [
...
[
"rn-pendo-sdk",
{
"ios-scheme": "COPY YOUR IOS SCHEME HERE",
"android-scheme": "COPY YOUR ANDROID SCHEME HERE",
}
],
]
}
}
ステップ2:Pendo SDKのインテグレーション
1.アプリケーションのメインファイル(App.js/.ts/.tsx)に、以下のコードを追加します。
'rn-pendo-sdk'から{ PendoSDK, NavigationLibraryType }をインポートします。
トラックイベントの設定
1. componentDidMount
メソッドに次のコードを追加します。
const navigationOptions = {library: NavigationLibraryType.Other,
navigation: null};
const pendoKey = "ここにアプリキーをコピーしてください";
PendoSDK.setup(pendoKey, navigationOptions);
2. ログイン、登録など、訪問者を識別するPendoを初期化します。
const visitorId = 'VISITOR-UNIQUE-ID';
const accountId = 'ACCOUNT-UNIQUE-ID';
const visitorData = {'Age': '25', 'Country': 'USA'};
const accountData = {'Tier': '1', 'Size': 'Enterprise'};
PendoSDK.startSession(visitorId, accountId, visitorData, accountData);
3. イベントを追跡するアプリケーションファイルに、以下のコードを追加します。
import { PendoSDK } from 'rn-pendo-sdk';
...
PendoSDK.track('name', {firstProperty: 'firstPropertyValue',
secondProperty: 'secondPropertyValue'});
備考
- visitorId:ユーザーの識別子(例:John Smith)
- visitorData:ユーザーのメタデータ(例:メール、電話、国)
- accountId:ユーザーの特定の企業やグループの所属(例:Acme Inc.)
- accountData : アカウントのメタデータ(例:種別、レベル、ARR)
null
または""
をvisitorIdに渡す、もしくはinitParams.visitorId
を設定しないと、匿名の訪問者IDが生成されます。
ステップ3:インストールの検証
- EASを使用するかローカルでアプリケーションを開発し、シミュレーターまたは実際のデバイスでアプリケーションを実行します。
- デバイスログを確認し、次のメッセージを探します。
Pendo Mobile SDK was successfully integrated and connected to the server.
(PendoモバイルSDKは正常に統合され、サーバーに接続されました。) - Pendo UIを使用してテストを行います。
- [サブスクリプション設定(Subscription Settings)]に、[インテグレーション済(Integrated)]と示されたアプリが表示されていることを確認します。
開発者向けドキュメント
- APIドキュメントはこちらから入手できます。