セッションリプレイを通じてキャプチャされたリプレイをPendoのさまざまな場所で視聴することができます。
注:セッションリプレイは、Pendoの新規または既存のサブスクリプションのアドオンとして利用できるプロダクトです。セッションリプレイにアクセスできる場合、左側のナビゲーションメニューに[リプレイ]オプションが表示されます。この機能に関心をお持ちの場合は、Pendoのアカウント担当者にお問い合わせください。
リプレイライブラリを表示する
セッションリプレイをサブスクリプションに追加すると、サブスクリプション内の閲覧者の役割のユーザー全員が[リプレイライブラリ(Replay Library)]ページにアクセスできるようになります。
[Replayライブラリ]ページを開くには、左側のナビゲーションメニューから[Replay]を選択します。

フィルターを適用する
[リプレイライブラリ]ページにアクセスすると、[リプレイ(Replays)]テーブルに最大5,000件のリプレイが表示されます。ページ上部のフィルターを使ってテーブルの結果を絞り込み、条件に合う特定のリプレイを見つけることができます。
日付範囲(Date Range)では、このフィルターはこのページに明示的に適用され、他のPendoページのフィルターには影響しません。さらに、過去7日間と過去14日間には、今日のリプレイは含まれません。
検索フィールドを使用して、特定の訪問者ごとにテーブルの結果をフィルタリングします。
また、イベントフィルターを使用すると、ページの閲覧数、フィーチャーのクリック数、ガイドの閲覧数など、リプレイ内の特定のイベントインタラクションに基づいてテーブルの結果を絞り込むことができます。複数のイベントを選択した場合、フィルターは「OR」ルールではなく「AND」ルールとして機能します。これは、選択したイベントの少なくとも1つを含むリプレイではなく、選択したすべてのイベントを含むリプレイが結果に表示されることを意味します。
イベントフィルターを適用すると、対応するリプレイにインライン注釈が追加されるため、リプレイ内の特定のインタラクションを簡単に見つけることができます。
リプレイを探す
[リプレイ]テーブルには、開始時刻(Start Time)(訪問者によるインタラクションの収集を開始する時刻)で昇順に並べ替えられた、利用可能なすべてのリプレイのリストが表示されます。対応する列ヘッダーを選択すると、他の列で並べ替えることもできます。
テーブルの列について:
- 最初の列のスターアイコンを使用して、リプレイをお気に入りに追加します。お気に入りのリプレイのみを表示するには、上部のフィルターでスターアイコンを選択します。お気に入りのリプレイにも、14日間の有効期限が適用されます。
- [期間(Duration)]は、訪問者が1回の「セッション」でアプリを操作した合計時間です。「セッション」は、訪問者がブラウザタブを閉じた時点、訪問者がアプリからログアウトした時点、またはサブスクリプションのタイムゾーンの午前0時の時点のうち、いずれか早いタイミングで終了します。ユーザーが複数のブラウザウィンドウ、ブラウザタブ、またはデバイスを介してアプリにアクセスした場合、これらはすべて別個のセッションとみなされ、別個のリプレイとして収集されます。詳細については、リプレイの時間計算を参照してください。さらに、ほかのPendoデータと同様に、リプレイは毎時の開始時に処理されます。個々のリプレイが複数時間にわたる場合、Pendoは新しいデータが利用可能になると元のリプレイ期間を延長します。
- [イベント数(Event Count)]は、特定のリプレイにおける総イベント数です。これには、ブラウザのイベントとPendoのイベントの両方が含まれます。サブスクリプション設定で[訪問者が受信したトラックイベントをアプリケーションの時間としてカウントする(Count Track Events Received for a Visitor as Time in the Application)]を有効にしている場合は、ここにトラックイベントも含まれます。
- [ガイド数(Guide Count)] は、特定のリプレイにおける、インタラクションのあったガイドイベントの合計数を示します。この数は、イベントのユニーク数であり、ガイドの合計閲覧数でありません。また、リソースセンターの閲覧数もこれに含まれます。
注:リプレイが処理されてReplayライブラリに表示されるまでには1時間かかり、すべてのリプレイは14日後に自動的に削除されます。ライブラリにリプレイが見当たらない場合は、リプレイが見つからない場合のトラブルシューティング記事を参照してください。
リプレイプレーヤーでリプレイを見る
訪問者のリプレイにアクセスするには、最初の[訪問者ID]列にあるリンクを選択します。これにより、[リプレイプレーヤー(Replay Player)]ページが開き、ユーザーとアプリのインタラクションが表示されます。
リプレイを見る際に利用できる各機能は以下でご確認いただけます。
- 戻る。Replayライブラリに戻って、新しいリプレイにアクセスしたり、フィルターを更新したりできます。
- 訪問者ID。リプレイに関連付けられている訪問者を表示します。
- お気に入り。このリプレイをお気に入りとしてマークするには、星のアイコンを選択します。黄色の星は現在お気に入りに登録されていること、白色の星はお気に入りに登録されていないことを示します。[リプレイライブラリ]ページで星のアイコンを使用すると、お気に入りのリプレイでフィルタリングできます。
- リンクをコピー。このボタンを使用してリプレイリンクをデバイスのクリップボードにコピーすると、Pendoサブスクリプション内の他のユーザーとリプレイを共有できるようになります。
- リプレイのキュー。前方向および次方向の矢印を使用して、[Replay]テーブル内のリプレイ間を移動します。ボタンの左側に表示されるテキストは、テーブル内のリプレイの総数と、テーブル内での現在の位置を示します。大量のリプレイキューがある場合は、Replayライブラリページでイベントフィルターを適用することをお勧めします。これにより、最も関連性が高く意味のあるリプレイに集中することができます。
- 注釈。[Replayライブラリ]ページで特定のイベントフィルターを選択すると、フィルターに関連する特定のイベント(ページの閲覧数、フィーチャーのクリック数、またはガイドの閲覧数)を示す注釈がリプレイにマークされます。注釈を選択すると、リプレイのその部分にスキップできます。注釈にカーソルを合わせて[詳細を表示(View Details)]を選択すると、Pendoの関連する[フィーチャーの詳細(Feature Details)]、[ページの詳細(Page Details)]、[ガイドの詳細(Guide Details)]ページに移動します。
- 再生または一時停止。このボタンを使用して、再生を開始または停止します。キーボードのスペースバーを使用するか、リプレイ自体を選択して再生または一時停止することもできます。
- 巻き戻しと早送り。これらのボタンを使って、10秒ずつ進めたり戻したりします。
- 再生速度。再生速度を調整します。1xは、訪問者がアプリを使用した速度です。Pendoは選択したスピードを保存し、次回から閲覧できるようにします。
- 長さ。リプレイの長さと、動画内の現在の位置を確認します。
- 非アクティブ状態をスキップ。訪問者がアプリを操作していない期間をスキップするには、このオプションを切り替えます。この選択はPendoに保存され、以降の操作で使用できます。
- カーソルとプレーヤーの設定。[プレーヤーの設定(Player settings)]ボタンを選択して、再生をカスタマイズします。訪問者のマウスカーソルをたどる色付きのパスをリプレイに表示するかどうかを選択したり、カーソルパスの好みの色を選択したり、ライブラリまたはキューから開かれたときにリプレイを自動的に開始するかどうかを制御したりできます。Pendoは選択した設定を保存し、次回から閲覧できるようにします。
- フルスクリーン。このボタンを使用して、動画サイズを画面のサイズに合わせます。動画をダブルクリックして、フルスクリーンモードを開いたり閉じたりすることもできます。
- 訪問者とアカウントのメタデータ。訪問者用に取得された最新のメタデータをリプレイで表示します。[訪問者とアカウントのメタデータを編集(Edit visitor and account metadata)]アイコンを選択して、好みに合わせて値の追加、削除、並べ替えを行います。
- イベントログ。リプレイに関連付けられている訪問者のメタデータと特定のイベントを表示します。訪問者のメタデータには、訪問者のブラウザ、OS、開始時刻、デバイスサイズがあります。イベントには、タグ付きページとタグなしページ、タグ付きフィーチャー、ガイドがあります。イベントログの青い横線は、動画内の現在地点に基づいて自動的にスクロールされます。この青い線の前にあるイベントは、動画内ですでに操作されているイベントということになります。
ヒント:キーボードショートカットを使用すると、リプレイの再生をすばやく操作できます。巻き戻しや早送りをするには、矢印キーもしくはjとlをそれぞれ使用します。再生や一時停止をするには、スペースバーを使用します。
リプレイを他の人と共有する際は、URLに開始タイムスタンプを追加して指定することができます。たとえば、32分46秒からリプレイを開始するには、URLの末尾に?startTime=32m46sを追加します。タイムスタンプは時、分、秒をサポートしており、startTimeパラメータでは大文字と小文字が区別されます。
Pendoの他の場所からリプレイを見る
Pendo内の他の場所からその場所に関係するリプレイを視聴することもできます。その詳細については以下をご覧ください。
ファネル
ファネルグラフで棒グラフにマウスポインタを合わせるか選択すると、そのファネルから離脱した訪問者数やそのステップに至った訪問者数が表示されるので、そこで[リプレイサンプルを見る(Watch replay samples)]を選択します。
ファネルの内訳で、表の上にある[リプレイサンプルを見る]を選択するか、表内の任意の訪問者の隣にある[リプレイサンプルを見る]アイコンを選択すると、[リプレイプレーヤー]ページがオーバーレイで開きます。
これらのいずれかを選択したときにオーバーレイで開く[リプレイプレーヤー]ページでは、このファネルの内訳表にある訪問者の順番通りにリプレイが並んでいます。
これらのオプションのどちらも選択できない場合、利用可能なリプレイが14日間の上限に達し、期限切れになったことを意味します。
詳細ページ
[ページの詳細]、[フィーチャーの詳細]、[ガイドの詳細]ページで、画面右上の[リプレイを見る(Watch replays)]」を選択すると、そのページ、フィーチャー、ガイドに関連するすべてのリプレイが表示されます。
[訪問者の詳細情報(Visitor Details)]ページと[アカウントの詳細情報(Account Details)]ページで、その訪問者またはアカウントページの右上にある[リプレイを見る]を選択すると、その訪問者またはアカウントのすべてのリプレイが表示されます。
[訪問者の詳細情報(Visitor Details)]ページと[アカウントの詳細(Account Details)]ページから[リプレイを見る(Watch Replays)]を選択すると、指定した訪問者またはアカウントに最も関連性の高いリプレイを見つけるのに役立つクイックフィルターを選択するよう求められます。
- [最新のリプレイ(Most recent replays)]は、リプレイの開始時間で並べ替えられた、訪問者またはアカウントのすべてのリプレイのキューを開きます。
- [ほとんどのアクティビティ(Most activity)] では、訪問者またはアカウントのすべてのリプレイのキューが開き、生成されたイベントの数が多い順に並べ替えられます。このイベントには、ブラウザイベントとPendoイベントの両方が含まれます。
- [最も多くクリックされたフィーチャー(Most-clicked Feature)]は、その訪問者またはアカウントから最も多くのインタラクションがあったフィーチャーを含む、その訪問者またはアカウントのすべてのリプレイのキューを開きます。
- [最もよく使用されているページ(Most-used Page)]は、その訪問者またはアカウントに対して最も多くのアクセスを受け取ったページを含む、その訪問者またはアカウントのすべてのリプレイのキューを開きます。
- [ライブラリに移動(Go to library)]をクリックすると、[リプレイライブラリ(Replay Library)]が開き、指定した訪問者またはアカウントのすべてのリプレイが表示されます。
フィルターを選択し、プレーヤーページにオーバーレイされたら、 [... ]> [すべてのリプレイを表示(View all replays)]を選択して、 [リプレイライブラリ]ページに移動できます。このアクションにより、選択したフィルターまたは選択したクイックフィルターに対応する並べ替え設定に従ってテーブルが整理されます。たとえば、最初に[最新のリプレイ]クイックフィルターを選択した場合、 [リプレイライブラリ]テーブルは[開始時間]列によって降順に並べ替えられます。同様に、[最も多くクリックされたフィーチャー(Most-clicked Feature)]クイックフィルターを選択した場合、その特定のフィーチャーに基づいてリプレイがフィルターされます。
また、[訪問者の詳細情報]ページで、[アクティビティを表示(View Activity)]>[リプレイを見る]を選択すると、ログ内のイベントに関連するリプレイを見ることができます。なお、関連するリプレイが14日間の制限に達して期限切れになった場合、このオプションは利用できません。
[NPSの詳細(NPS Details)]ページで、[ダッシュボードに追加(Add to Dashboard)]の隣にあるドロップダウンボタンを選択し、[リプレイを見る]を選択すると、そのNPS調査に関連するすべてのリプレイが表示されます。
これらのページで選択を行うと、事前に選択していた関連するフィルターで[リプレイライブラリ]が開きます。
ビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)
ビジュアルデザインスタジオでタグ付けを行っているとき、またはタグ付けされたフィーチャーを表示しているときに、フィーチャー名を選択してから[リプレイを見る]を選択すると、訪問者によるその特定のフィーチャーとのインタラクションに関連するすべてのリプレイが表示されます。
選択を行うと、事前に選択していた関連するフィルターで[リプレイライブラリ]が開きます。