従業員の行動を理解するためにPendoを活用されている場合、会社のアプリライセンスの使用状況に関するアナリティクスを表示できます。
ステップ1. カテゴリーとライセンスの追加
ライセンス使用状況アナリティクスを表示するには、管理者がサブスクリプション設定で貴社のライセンス情報を更新する必要があります。
これを行うには、[設定(Settings)]>[サブスクリプション設定(Subscription Settings)]に移動し、[ライセンス(Licenses)]タブを選択します。このページには、Pendoサブスクリプション内の各アプリが含まれており、各アプリで利用可能なカテゴリーとライセンス数を指定できます。
アプリのカテゴリーの割り当て
[カテゴリー(Category)]列で各アプリに特定のカテゴリーを割り当てて、アプリをグループ化します。これにより、各カテゴリーに含まれるアプリの数がわかり、ライセンスがどのように使用されているかを把握できます。各アプリのドロップダウンで適切なカテゴリーを選択します。
ライセンス数の指定
各アプリのライセンス数は、手動で追加するか、[ライセンス概要(License Summary)]テーブルにCSVをアップロードして追加できます。
ライセンス数を手動で追加するには、[ライセンス数(# of Licenses)]テーブルの列を見つけて、アプリのライセンス数を編集します。この値には0以上の任意の数値を指定できます。アプリがユーザー数によるアクセス制限を実行していない場合は、値を「未設定(Not set)」のままにすることもできます。値を入力したら、青いチェックマークを選択して入力を保存します。
CSVを使用してライセンス数をアップロードするには、テーブルの右上にある[CSVをアップロード(Upload CSV)]アイコンを選択します。
選択すると、[ライセンスCSVをアップロード(Upload License CSV)]モーダルが開きます。モーダルのステップ 1で「このテンプレートファイル」を選択し、そのファイルをお好みのテキストエディタで開きます。
提供されたCSVファイルでは各行が特定のアプリを表しており、「"アプリ名",アプリID,ライセンス数」という形式になっています。新しいライセンス数を入力したり今の数を更新したりする必要があるアプリを特定して、各行で2番目のカンマの後の各数量を更新します。カンマの後と整数の前にスペースを入れないでください。以下のスクリーンショットは、各アプリの数を強調表示したサンプルファイルを示しています。
CSVファイルのライセンス数を更新したら、そのファイルを保存してPendoに戻ります。[ファイルを選択(Choose File)]を選択し、デバイスからファイルを選択して、[ファイルをアップロード(Upload File)]を選択します。
ステップ2. ライセンス使用状況の分析
ライセンス情報を指定したら、左側のメニューから[ポートフォリオ(Portfolio)]> [ライセンス使用状況(License Utilization)]に移動すると、使用状況アナリティクスを表示できます。
フィルターの適用
ページ上部にある3つのフィルターを使用して表示するデータを変更できます。これらは共通フィルターであるため、Pendo全体を対象にデータを変更することになります。また、これらのフィルターはいつでも更新できます。
セグメント
最初のドロップダウンメニューでは、データをセグメント化できます。既存のセグメントを使用することも、組織内の特定の機能や部門のセグメントなどのカスタムセグメントを作成することもできます。
日付範囲
2番目のドロップダウンメニューでは、日付範囲を指定できます。[過去X日間(Last X days)]といったオプションでは、終日が対象になります。つまりこれを操作した日はまだその日が終わっていないため、この範囲には含まれません。
アプリケーション
3番目のドロップダウンメニューでは、1つ以上のアプリを選択できます。データを確認したいアプリの横にあるチェックボックスを選択します。ドロップダウンメニューの上部にある検索ボックスからアプリを検索することも可能です。選択したアプリはドロップダウンリストの上部に表示されるので、必要に応じて簡単に確認および選択解除できます。
ライセンス使用状況の表示
[ライセンス使用状況(License Utilization)]グラフのデータポイントにカーソルを合わせると、指定した日付範囲内でのアクティブな訪問者の割合と使用されたライセンス数が表示されます。このグラフには、ライセンスデータを含むアプリのデータのみが表示されます。X軸は各アプリを示し、Y軸は各アプリで使用されたライセンスの割合を示します。
使用状況の内訳の表示
[概要基準(Summary by)]テーブルには、すべてのアプリのデータ、各アプリを使用した訪問者数、使用されたライセンスの割合が表示されます。このテーブルを使用すると、ポートフォリオ全体でライセンスがどのように使用されているかを理解できます。
テーブルのすべての列を表示するには、トラックパッドを使用してスクロールする必要があります。各列については、以下で詳しく説明します。
- アプリケーション名(Application Name)。アプリの名称。名前を変更するには、管理者は[設定(Settings)]>[サブスクリプション設定(Subscription Settings)]>[アプリケーション(Applications)]に移動し、リストから該当するアプリを選択した後に[表示名(Display Name)]の値を選択して変更します。
- カテゴリー(Category)。アプリに対して選択されたカテゴリー。
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グループ(Group)。テーブルの左上にある[概要基準]ドロップダウンでメタデータのグループ化値を変更すると、テーブルが更新され、この列の下に別の値が表示されます。メタデータの値でグループ化すると、アプリ名の左にあるプラスアイコン(+)を使用して、グループごとにすべてのデータを表示するオプションも使えるようになります。
- エンゲージメント(Engagement)。訪問者のアクティビティを、低(訪問者がアクティブだった日数が選択した日付範囲の25%未満)、中(25%~50%)、高レベル(50%超)の3つのレベルに分類したビジュアライゼーションを表示します。
- 使用時間(Time Spent)。セグメントに含まれるすべての訪問者がアプリを使用した平均時間。
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訪問者(Visitors)。選択した日付範囲内にアプリにアクセスした訪問者の合計数。この列の値を選択すると、これらの訪問者のCSVをダウンロードできます。
- ライセンス(Licenses)。アプリで使用可能なライセンスの数。この数を変更するには、この記事のステップ 1を参照してください。
- ライセンス使用状況(License Utilization)。各アプリでアクティブな訪問者が使用したライセンスの割合を示す進捗バーを表示します。ライセンス数が設定されていない場合、このフィールドは空です。アプリケーションのライセンスが100%以上使用されると、進捗バーは赤色になります。
表の右上にある[CSVをダウンロード(Download CSV)]アイコンを選択して、グラフ内のすべてのデータをCSVファイルにエクスポートすることもできます。