NPS調査データをリッスンに送信する

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NPS調査のテキスト形式での回答を、回答者が付けた数値のNPSスコア(0~10の評価)とともに、フィードバック項目としてリッスンに送信できます。これにより、収集したその他のフィードバックと併せて、NPSデータをリッスンで一元管理できるようになります。

仕組み

NPS調査データの送信には、テキストと関連するNPSスコアなどの回答のみが含まれます。追加の質問は、テキストであるかどうかにかかわらずインポートされません。

まず、NPS調査を作成する必要があります。その後、次のことができます。

  • NPS調査から個別のNPSのテキスト回答を手動でPendoリッスンに送信する。
  • 将来のNPSの回答をPendoリッスンに自動的に送信する
  • 既存のNPSのテキスト回答を一括でPendoリッスンに送信する。

AIの設定

NPS調査データをリッスンに自動的に送信する予定の場合は、[設定(Settings)]>[サブスクリプション設定(Subscription Settings)]に移動し、[リッスンのフィードバックサマリー(Feedback summaries in Listen)]をオンにすることをお勧めします。上記の設定をオンにすることで、Pendoは作成された各フィードバック項目の回答の説明を元にタイトルを自動作成できるようになります。

この設定をオンにすると、フィードバック項目には個々の回答のテキストに基づいて自動的に名前が付けられます。

この設定をオフにすると、フィードバック項目としてリッスンに送信されるすべてのNPS調査データにNPS調査の名前が付けられます。この設定の詳細については、「リッスンのAI機能」を参照してください。

NPS調査の回答を手動で送信する

個々のNPSデータをフィードバック項目としてリッスンに手動で送信する方法は、以下のとおりです。

  1. Pendoで[NPS]>[NPS]に移動します。
  2. NPS調査を見つけて開きます。
  3. [回答(Responses)]タブを開きます。
  4. 回答テーブルの[フィードバック項目(Feedback Item)]列で、NPS回答の一部としてテキストを提供した回答者の横にある[リッスンに送信(Send to Listen)]を選択します。

この操作により画面右側にパネルが開き、NPSの回答に基づいてフィードバック項目が自動的に作成されます。その後、他のフィードバック項目と併せてこの項目を編集できます。フィードバック項目の編集については、フィードバックの詳細を表示および編集するを参照してください。

すでにPendoリッスンに送信されているNPS回答については、[リッスンに送信]を選択する代わりにリッスンでそのフィードバックを[開く(Open)]オプションを選択できます。

NPS調査の回答をリッスンに送信する

NPS調査の個別のNPS回答をPendoリッスンに送信する代わりに、次のいずれか、または両方を行うことができます。

  • 既存のNPS調査のテキスト回答をリッスンに一括インポートする。
  • 受信したすべてのNPSテキスト回答をリッスンに自動的に送信する。

NPS調査の回答を一括インポートおよび自動送信することで、NPSソースでフィルタリングされた新しいフィードバックビューがリッスンに作成されます。

NPS調査の回答を一括インポートして自動的に送信するには、NPS調査自体から、もしくはリッスンから行います。これらの2つの方法のいずれかを選択すると、NPS調査の接続を設定するための[設定]ページが開きます。

NPS調査自体からの操作方法

  1. Pendoで[NPS]>[NPS]に移動します。
  2. テキスト回答をインポートするNPS調査を開きます。
  3. NPS調査の[設定(Settings)]タブを開きます。
  4. リッスンカードで[設定を管理(Manage settings)]を選択します。
  5. この記事の「NPS調査を接続するための設定を構成する」の操作方法に沿って進みます。

リッスンから

  1. Pendoで[リッスン(Listen)]>[フィードバックビュー(Feedback views)]に移動します。
  2. [フィードバックソースを追加(Add feedback sources)]を選択します。
  3. [NPS調査を接続(Connect an NPS Survey)]を選択します。
  4. リストからNPS調査を選択します。
  5. [次へ:設定(Next: Settings)]を選択します。これにより設定ページが開きます。
  6. この記事の「NPS調査を接続するための設定を構成する」の操作に沿って進みます。

NPS調査を接続するための設定を構成する

NPS調査の回答を一括インポートして自動的に送信する手順に沿ってNPS調査を接続するための設定ページを開いた後に以下のいずれかを設定します。

  1. 次のいずれかまたは両方をオンにします。
    • 将来のNPSの回答をリッスンに自動的に送信する。これにより、テキストを含む受信したすべてのNPS調査回答がPendoリッスンに送信されます。このアンケートからのNPS回答をすでにリッスンに転送している場合は、この設定をオフにして、新しいNPS回答の送信を停止することもできます。
    • 過去の回答をリッスンに送信する。既存のテキストを含むすべてのNPS調査の回答を一括でリッスンにインポートします。このプロセスでは、リッスンにフィードバック項目としてすでに存在する回答はインポートされません。つまり、すでにNPS調査自体からNPSのテキスト回答を手動でインポートしている場合、同じ回答はここで再度インポートされません。
  2. 過去の回答をリッスンに送信する場合は、日付範囲を選択します。
  3. [次へ:設定を適用(Next: Apply settings)]を選択します。過去の回答をリッスンに送信するを選択した場合、フィードバックのインポート画面が開き、下部に処理された項目数を示すプログレスバーが表示されます。その後、インポートレビューが表示されます。
    • 左側に、リッスンに正常にインポートされたNPS調査回答の割合が表示されます。
    • 右側に、リッスンへのインポートに失敗したNPS調査の回答の割合が表示されます。[エラーCSVをダウンロード(Download error CSV)]を選び、インポートのエラーを確認します。重複する可能性のあるものはここに表示されます。
  4. 以下のいずれかを選択して続行します。
    • ソースを追加して、別のNPS調査などのフィードバックソースを追加します。これは、リッスンのFeedbackページからNPS調査を追加した場合にのみ表示されます
    • フィードバックビューを開くまたはフィードバックビューに移動すると、このNPS調査の回答から自動的に作成されたフィードバックビューが開きます。このオプションは、ステップ1でどちらかの設定をオンにするのではなく、両方の設定をオフにした場合は使用できません。
    • [終了(Exit)]を選択して、[NPSに接続(Connect NPS)]ウィンドウを閉じます。

PendoリッスンでNPS調査の回答を見つける

テキスト形式のNPS調査の回答をPendoリッスンに送信すると、それらはリッスンのフィードバック項目として表示されます。NPSの回答から作成されたフィードバック項目は、フィードバックビューの[ソース(Source)]列にピンクのハートアイコン付きで表示されます。

新しいNPS調査の回答を一括インポートまたは自動送信することで、リッスンに新しいフィードバックビューが作成され、そのNPS調査から送信されたテキスト回答のみが表示されます。

これらのNPSの回答を他のフィードバックビューで見つけて追加することもできます。

  1. Pendoで[リッスン(Listen)]>[フィードバックビュー(Feedback views)]に移動します。
  2. フィードバックビューを開くか、新しいビューを作成します。手順については、フィードバックのカスタムビューを保存するを参照してください。
  3. フィードバックビューで[フィードバック項目]タブを開きます。このタブの情報については、「リッスンでフィードバックを管理する」を参照してください。
  4. ページ上部のフィルターから、[アイデア(Ideas)]メニューの右側にある[ソース(Source)]メニューを開きます。
  5. 興味のあるNPS調査を見つけて選択します。

NPS評価でテキスト回答をフィルタリングする

Listenのフィードバックビューから、NPS評価別にテキスト回答をフィルタリングできます。

  1. Pendoで[リッスン(Listen)]>[フィードバックビュー(Feedback views)]に移動します。
  2. フィードバックビューを開くか、新しいビューを作成します。手順については、フィードバックのカスタムビューを保存するを参照してください。
  3. フィードバックビューで[フィードバック項目]タブを開きます。このタブの情報については、「リッスンでフィードバックを管理する」を参照してください。
  4. ページ上部のフィルターから、[アイデア(Ideas)]メニューの右側にある[ソース(Source)]メニューを開きます。
  5. 興味のあるすべてのNPS調査を見つけて選択します。
  6. NPSのテキスト回答をフィルタリングする評価を選択します。評価は、推奨者(9~10)、中立者(7~8)、批判者(0~6)に分類されます。
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