注:このサービスは現在クローズドベータ版であるため、一部のお客様のみにテストとして提供されています。以下の情報は、誓約、保証、法的義務を伴うものではありません。ここに記載されている機能の開発、リリース、およびタイミングは、Pendoの裁量により予告なく変更される場合があります。このフィーチャーを早期に試し、フィードバックを提供したいとお考えの場合は、Pendoのアカウント担当者にご連絡ください。
この記事では、Salesforceツールキット管理者がページデータLWCを構成し、レコードページに配置する手順を説明します。これにより、SalesforceのオブジェクトとフィールドをPendoと共有し、ガイドのターゲット設定やアナリティクスレポートに活用できます。
この記事で説明されている機能には、Salesforce Pendo Oneツールキット(以下、Salesforceツールキット)が必要です。詳細については、「Salesforce向けPendo Oneツールキット」を参照してください。
前提条件
- PendoがPendo Launcherブラウザ拡張機能を使用してインストールおよび設定されていること。詳細については、「ブラウザ拡張機能の実装を計画する」と「Pendo Launcherを導入するためのITガイド」を参照してください。
- Pendo向けSalesforceツールキットが設定されていること。手順については、「Salesforce向けPendo Oneツールキット」および「Salesforce向けPendo Oneツールキットを設定する」を参照してください。
ステップ1:アプローチを計画する
Pendoと共有するSalesforceのオブジェクトとフィールドを定義し、ツールキットの機能を有効にします。Salesforceのオブジェクトごとに次の情報を定義します。
- フィールド名
- ガイドのターゲット設定における使用の有無(各フィールドごとに定義)
- Pendoのアナリティクスにおける使用の有無(各フィールドごとに定義)
ステップ2:Salesforceフィールドを設定する
Pendoツールキット管理者は[Pendoのデータ構成(Pendo Data Configuration)]ページのアクセス権を持ち、そのページでさまざまなSalesforceオブジェクトのどのフィールドをPendoに送信するかを設定します。
- Salesforceの左上にあるグリッドアイコンから[アプリランチャー(App Launcher)]を開きます。
- [Pendoのデータ構成(Pendo Data Configuration)]を見つけて開きます。
- ドロップダウンメニューからSalesforceオブジェクト(アカウントや商談など)を見つけて選択します。これは、Pendoと共有設定するオブジェクトです。選択したオブジェクトに対して利用可能なフィールドのリストが表示されます。
- Pendoに送信するフィールドを選択します。オブジェクトに参照関係がある場合、リストを展開して関連オブジェクトからフィールドを選択できます。
- 選択したフィールドごとに、次の2つのオプションのいずれかまたは両方を選択します。
- ガイドのターゲット設定のために使用するフィールドの場合、[データ属性(Data Attribute)]を選択します。
- アナリティクスで使用するフィールドの場合、[訪問者メタデータ(Visitor Metadata)]を選択します。
- [保存]を選択します。
ステップ3ページデータLWCをレコードページに追加する
ページデータLWCをSalesforceのレコードページに追加するには、次の手順に従います。
- Salesforceでアカウント、商談、または連絡先などのレコードページを開きます。
- 右上の歯車アイコンを選択し、[ページを編集(Edit Page)]を選択します。これにより、[Lightningアプリケーションビルダー(Lightning App Builder)]が開きます。
- ページの左側にあるコンポーネントリストで、[Pendoページデータ(Pendo Page Data)]を見つけてください。
- [Pendoページデータ(Pendo Page Data)]コンポーネントをレコードページの適切な場所にドラッグアンドドロップします。これはPendoツールキット管理者だけが見ることができます。この権限セットの詳細については、「Salesforce向けPendo Oneツールキット」を参照してください。
- [保存]を選択します。