注:このサービスは現在クローズドベータ版であるため、一部のお客様のみにテストとして提供されています。以下の情報は、誓約、保証、法的義務を伴うものではありません。ここに記載されている機能の開発、リリース、およびタイミングは、Pendoの裁量により予告なく変更される場合があります。このフィーチャーを早期に試し、フィードバックを提供したいとお考えの場合は、Pendoのアカウント担当者にご連絡ください。
Salesforce Pendo Oneツールキット(以下、Salesforceツールキット)のページデータLWC(Page Data LWC)を通じて共有されるパラメータを活用することで、Salesforceのデータ値に基づいて、埋め込みコンテンツを含むPendoガイドをターゲットにすることができます。これらのパラメータは、Pendo内でタグ付けされたページのイベントプロパティに組み込まれ、その後、ガイドを表示するタイミングの制御に使用できます。
前提条件
- PendoがPendo Launcherブラウザ拡張機能を使用してインストールおよび設定されていること。詳細については、「ブラウザ拡張機能の実装を計画する」と「Pendo Launcherを導入するためのITガイド」を参照してください。
- Pendo向けSalesforceツールキットが設定されていること。詳細と手順については、「Salesforce向けPendo Oneツールキット」および「Salesforce向けPendo Oneツールキットを設定する」を参照してください。
- ページのイベントプロパティが有効になっていること。手順については、「ページのイベントプロパティ」を参照してください。
- ガイドのターゲット設定の基準とするSalesforceオブジェクトのLightningレコードページにページデータLWCが配置されていること。手順については、「ページデータLWCを使用してSalesforceデータをPendoと共有する」を参照してください。
- SalesforceのPendoのデータ構成(Pendo Data Configuration)設定ページで、オブジェクトフィールドにガイドのターゲット設定のデータ属性(Data Attribute)が選択されていること。手順については、「ページデータLWC(ベータ版)を使用してSalesforceのデータをPendoと共有する」を参照してください。
ステップ1. Pendoにページイベントプロパティを追加する
ガイドのターゲット設定のためにSalesforceのデータフィールドをPendoにマッピングするには、ページのイベントプロパティが必要です。
- [プロダクト(Product)]>[ページ(Pages)]に移動します。
- [タグページ(Tag Pages)]の横にある下向き矢印を選択し、[ページのイベントプロパティを管理(Manage Page event properties)]を選択します。
- レコードページのURLを入力し、[デザイナーを起動(Launch Designer)]を選択します。これにより、ビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)が開きます。
- [イベントプロパティを追加(Add Event Property)]を選択し、小文字、数字、アンダースコアを使用して名前を入力します。
- [ソース(Source)]>[標準CSS(Standard CSS)]を選択します。
-
[CSSセレクター(CSS Selector)]に、
.active pendo_one-page-data
を入力します。 -
[要素の値を選択(Select a value for the element)]というラベルの付いたフィールドに、
dataset.
を入力し、その後に、SalesforceページデータLWCのデータ属性名を続けて入力します。例えば、dataset.Object_Field
といった具合です。パッケージ化およびカスタム化したオブジェクトとフィールドについては、フィールド参照にSalesforceの名前空間プレフィックスと、オブジェクトおよびフィールドのサフィックスを含めます。例えば、dataset.Namespace__Object__c__Field__c
といった具合です。 - [保存]を選択します。
- 作成するページのイベントプロパティごとにこのステップを繰り返します。
ステップ2. SalesforceレコードページのURLにページイベントプロパティをタグ付けする
Pendo内で作成したページのイベントプロパティを使用して、SalesforceのレコードページURLをPendo内のページとしてタグ付けします。手順については、ページのイベントプロパティのステップ3を参照してください。
ステップ3. ガイドの場所設定にタグ付けされたページを使用する
イベントプロパティでタグ付けされたページを使用して、ビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)の[場所(Location)]タブからガイドをターゲット設定できます。
- Pendoで[ガイド(Guides)]>[ガイド(Guides)]に移動します。
- ガイドを見つけて開きます。
- [自分のアプリで管理(Manage in My App)]を選択します。れにより、ビジュアルデザインスタジオが開きます。
- [コンテナを編集(Edit Container)]ウィンドウで[場所(Location)]タブを開きます。
- [場所(Location)]タブで[当該ページのみ(Only on this page)]を選択します。
- ステップ2でページのイベントプロパティを使用して作成したページを、[当該ページのみ(Only on this page)]のドロップダウンメニューから選択します。
- [コンテナを編集(Edit Container)]ウィンドウの右下にある[完了(Done)]を選択します。
- [保存(Save)]を選択し、次に[終了(Exit)]を選択します。