概要
Pendoインターフェイスの[アカウント(Account)]タブには、製品に最近アクセスしたすべてのアカウントの概要が表示されます。SaaS企業であれば、個々のユーザーや訪問者が製品にサインインしますが、これらの訪問者のうちの多くは、下の画像のように同じ支払いアカウントに属しています。
[アカウント]タブでは、アカウントの全体的なアクティビティと状態をまとめて表示したり、各アカウント内の個々の訪問者にドリルダウンしたりできます。また、スニペットからアカウントレベルのデータをPendoに渡して、特定の[アカウント]レベル属性をガイドの対象にすることもできます。たとえば、SaaSサービスのゴールドプランレベルのアカウントに属するすべての訪問者に、またはエネルギー部門のアカウントに属するすべての訪問者にガイドを表示することができます。製品のアカウントを保有しているにもかかわらずそのデータがPendoに表示されない場合は、Pendoの設定時にJavaScriptスニペットの[アカウント]情報を送信していない可能性があります。
複数のアカウント内の訪問者
訪問者は複数のアカウント内で操作できます。レポートの精度を高められるよう、各イベントには訪問者IDとアカウントIDの両方が含まれています。訪問者に現在のアカウントIDが設定されていることを確認します。複数のアカウントに紐づけられた訪問者は、Pendoにカンマ区切りのアカウントリストを保持します。
階層性アカウント
一部のアカウントには階層があります。アカウントがあり、次にサブアカウントが存在します。これは、複数サイトまたは複数拠点があるお客様でよく使われます。アカウント階層を定義する場合、区切り文字「::」を使用してアカウントIDを記述します。たとえば、「main account’::’sub account」のように定義します。UIには、サブアカウント(「::」を含む)とメインアカウントに対する[アカウント]が表示されます。