NPS指標は、NPSの[概要(Overview)] タブで表示できます。
- 左側のナビゲーションで[行動(Behavior)]>[NPS]に移動し、回答が重複しているNPS調査をクリックします。
NPSスコア
このウィジェットは、NPS調査の回答率を計算します。
回答率は、このフィルターで選択した内容に応じて変化します。
- アプリ内(In-app)+ メール(Email):ユニーク閲覧数と送信されたメールの数
- アプリ内のみ(In-app only):ユニーク閲覧数のみ
- メールのみ(Email only):調査開始日から14日後にアプリ内で回答していない訪問者に送信されるメールの数
NPSの回答率はどのように計算されますか?
- 回答率 =(回答数 / ユニーク閲覧数)x 100
- 回答には、テキストによる回答とテキスト以外の回答があります。
- ユニーク閲覧数 - NPS調査を閲覧した訪問者数:
- 最初の14日間に、同じ訪問者IDが調査を複数回閲覧した場合、回答率の計算上、すべての閲覧をユニーク閲覧数1回としてカウントします。
- 14日を過ぎると、調査の繰り返し設定により、次の閲覧が回答率にカウントされます。その後の14日以内の間は、いずれの閲覧もカウントされません。さらにその後も同様です。
- 対象になってから14日以内に調査を見なかったユーザーには、メールが送信されます。これらの場合、アプリ内または送信されたメールのいずれかのうち、1回の閲覧のみがユニーク閲覧数としてカウントされます。
誤差範囲はどのように計算されますか?
誤差範囲(MoE)は、測定しているユーザーサンプルの分散を説明するのに役立ちます。誤差のデータは、「母集団の95%のNPSスコアが、計算されたNPSスコアにMoEをプラスまたはマイナスした値の間に収まる」と読み取ることができます。MoEは、回答が多く集まるほど狭くなります。
日次、週次、月次のNPS

NPSの日次、週次、月次グラフでは、日次、週次、月次ベースでNPSスコアの傾向および特定のデータポイントの誤差の範囲を確認できます。
追加の表示オプション
ページ上部で日付範囲を調整すると、追加の表示オプションが表示されます。
-
本日(Today)、昨日(Yesterday)、または過去7日間(Last 7 days):表示は
[日次(Daily)]
に限定されます。 -
過去30日間(Last 30 days):表示は
[週次(Weekly)]
に限定されます。 -
カスタム(Custom):カスタム日付範囲が30日を越える場合、
[日次(Daily)]
と[月次(Monthly)]
の両方が利用できます。
[週次(Weekly)]
を選択すると、NPSでは毎週の一連の回答が計算されます。批判者と推奨者によるページ/フィーチャーの使用状況

ページまたはフィーチャーの使用状況のウィジェットでは、ページまたはフィーチャーと、その使用状況が表示されます。推奨者よりも批判者による使用率が高いページまたはフィーチャーは、グラフの左端に表示されます。
線の高さは、特定のフィーチャーを使用したことがあるNPS回答者の相対的な数を表しています。線が高いほど、より多くの訪問者がそのフィーチャーを使用したことになります。
ページまたはフィーチャーの使用状況のウィジェットには、ページまたはフィーチャー、批判者と推奨者によるその使用状況が表示されます。
線のいずれかにカーソルを重ねると、ページ/フィーチャーの名前、1日あたりのページの平均滞在時間または選択した日付範囲での回答者によるフィーチャーのクリック回数など、追加情報が表示されます。括弧内の数字は、使用状況を構成する回答者/ユーザーの数を表します。
表示の拡大/リセット
多くのページとフィーチャーがタグ付けされていることがあります。それは良いことです。データを掘り下げるには、データの任意の部分をクリックしてドラッグし、データを拡大表示します。[拡大表示をリセット(Reset Zoom)]をクリックすると、データはデフォルトの表示にリセットされます。
色
各目盛りの色は、それぞれのページやフィーチャーが関連付けられているグループの色を反映しています。
NPSの使用状況合計の散布図

散布図
ここでは、特定の訪問者の全使用状況の、スコアに関連して色分けされた(赤 - 批判者、黄 - 中立者、緑 - 推奨者)分布を確認できます。点のいずれかにカーソルを重ねると、訪問者IDやその合計使用時間の平均(分/アクティブな日)、または表示がフィーチャーに固有な場合、合計クリック数などの追加データが表示されます。
点のいずれかをクリックすると、追加情報が右の概要グラフに表示されます。[アクティブな日(Days Active)]
、[合計時間(Total Time)]
、[平均使用時間(Average Usage)]
、[使用されたフィーチャー(Features Used)]
などの指標が表示されます。特定の訪問者について詳細を表示する[訪問者の詳細を表示(View Visitor Details)]のオプションもあります。吹き出しアイコンをクリックすると、ユーザーが提供した定性的なフィードバックがスコアと共に表示されます。
90/50/10パーセンタイル

90/50/10パーセンタイルにカーソルを重ねると、焦点を絞ったパーセンタイルを満たすアクティブな1日あたりの分数が表示されます。
追加の表示オプション
[合計(TOTAL)]をクリックすると、アプリケーションのすべてのページとフィーチャーのリストが表示されます。これらのいずれかを選択すると、散布図が調整されて特定のページまたはフィーチャーの使用状況データが表示されます。
概要グラフ
ページ右側には、回答数の合計、および批判者と推奨者の使用率の高(90パーセンタイル)/低(10パーセンタイル)の4分割された区画がハイライト表示されている概要グラフがあります。区画のいずれかにカーソルを重ねると、それらのユーザーだけが散布図に集中して表示されます。
区画のいずれかをクリックすると、散布図にはそれらのユーザーだけが拡大表示され、その表示がロックされます。[訪問者ID(Visitor ID)]
、[NPS回答(NPS Response)]
、[フォローアップの回答(Follow up Response)]
、[投票調査の提出日(Poll Submission Date)]
、[最初の30日間の平均使用時間(分/アクティブな日)(Leading 30 Days Avg Usage (min/active day))]
など、これらの訪問者のcsvをここでダウンロードできます。
メタデータ別NPS

メタデータグループ別にスコアを表示するには、上部の[アカウントID(ACCOUNT ID)]をクリックして、使用可能なメタデータフィールドのドロップダウンリストを表示します。これらのフィールドはインストールに固有であり、サブスクリプションによって異なる場合があります。
デフォルトでは回答数が最も多い最初の5つの値が表示されるように設定されているため、[リスト全体を表示(View Full List)]を選択してメタデータ値ごとのNPSを確認してください。
回答(Responses)
回答テーブルには、NPS調査の回答に関する情報が表示されます。[回答(Responses)]タブには、回答テーブルが表示されます。
以下のようなことに活用できます:
- 訪問者IDと回答を確認する。
- 必要に応じて、左右にドラッグして列のサイズを変更する。
- 回答グループごとの評価でフィルタリングする。(1)
- 回答がテキストか空白かでフィルタリングする。(2)空白の回答とは、テキスト以外の回答です。
- 回答を検索する。(3)
- 次のその他のアクションを実行する(4):
- さらに分析するために、テーブルをカンマ区切り値(CSV)ファイルでダウンロード
- 列を管理
- 回答を管理
注:回答テーブルには、最大10,000件の回答が表示されます。
重複する回答への対応
複数の理由により、NPS回答が重複してPendoに送信される可能性があります。
- 複数のタブでアプリの複数のページを開く(NPSはタブが閉じられるまでそれぞれのタブにポップアップ表示されます。開いているページには表示されますが、次のページの読み込み時に再びポップアップ表示されることはありません)
- アプリがループしている、つまりページが更新され続けている
- 訪問者側でインターネットに接続できなくなった
重複する回答をアナリティクスから除外するには、以下の操作をします。
- [回答(Responses)]テーブルで、右上隅にある[その他(More)]アイコンを選択します。
[除外(Excluded)]列が表示されます。これにより、重複/不正確なNPS回答をマークして、NPSの計算から除外することができます。 - 選択したら、右上の[保存(Save)]を選択します。
- [回答更新(Responses Updated)]ウィンドウで、[更新(Refrech)]を選択します。
NPSスコアが、すべてのグラフ、ウィジェット、ダッシュボードで更新されます。