概要
Gainsightを使用してお客様の健全性を評価していますか?Pendoのデータは、お客様のプロダクト使用状況に関するユニークなインサイトを提供します。以下の手順で、最も意味のあるデータをGainsight Scorecardにプッシュしてください。
Pendoの構成
粘着性の高いフィーチャーを見極める
アプリケーションで最も粘着性の高いフィーチャーはどれですか?訪問者が貴社のサイトを使い続け、毎日のように利用している理由は何でしょうか?
たとえば、カスタマーサクセスマネージャーは、「訪問者がXを使用している場合、明日アプリに戻ってくることは確実だ」と言っています。
貴社プロダクトのXとは何でしょうか?粘着性の高いフィーチャーの検討がついている場合、次のステップに進みます。それが何なのかまだわからないという方は、こちらの記事を読んで判断することをお勧めします。
アカウントレポートを作成する
粘着性の高いフィーチャーを特定し、Pendoでタグ付けしたら、app.pendo.ioの[アカウント(Accounts)]に移動し、[アカウントレポート(Account Reports)]タブに移動します。Sticky Features - Salesforce + Gainsight Push Reportという新しいレポートを作成します。過去30日(Last 30 Days)の期間でレポートを実行するように設定し、以下のように粘着性の高いフィーチャーごとに列を追加します。
お客様がこれらのフィーチャーを使用する頻度と一貫性が最もよく反映されるため、各フィーチャーの測定単位として、アクティブ日数(Number of Days Active)を使用することをお勧めします。ただし、自分の用途を一番よく知っているのはあなたです。もし、クリック数(Clicks)や訪問者数(Number of Visitors)の方が貴社のビジネスに適しているのであれば、そのいずれかを選択してください。
次に、「プッシュ」によってSalesforceインスタンスと同期するようにレポートを設定します。このプロセスに慣れていない場合は、こちらの手順を参照してください。
Salesforceの設定
たとえば、Salesforceインスタンスで、前のステップで作成したPendoアカウントレポートでプッシュされた情報を格納する次の2つのフィールドを作成したとします。
Sticky Feature 1_Active Days out of 30
Sticky Feature 2_Active Days out of 30
Gainsightでは、スコアカードに使用するデータの入力に、MM/DD/YYYY形式の開始日と終了日が必要です。以下は、Salesforceの自動化を設定してGainsightに必要なデータを送信するためのソリューションです。
Salesforceの自動化
まず、Salesforceの上記のフィールドの送信先と同じオブジェクトで、type = date formulaの2つの数式フィールドを作成します。1つ目のフィールドは前月の最初の日(First Day of Previous Month)、2つ目のフィールドは前月の最後の日(Last Day of Previous Month)と呼ばれます。
続いて、12月と1月の日付の年の切り替えを考慮した数式を各フィールドに作成する必要があります。
前月の最初の日
DATE(
IF(
MONTH( TODAY() ) = 1 ,
YEAR( TODAY() ) - 1 ,
YEAR( TODAY() )
) ,
IF(
MONTH( TODAY() ) = 1 ,
12 ,
MONTH( TODAY() ) - 1
) ,
1
)
前月の最後の日
DATE(
YEAR( TODAY() )
) ,
MONTH( TODAY() )
) ,
1
)
- 1
最後に、Gainsightルールを設定して、読み込む日付範囲として前月の最初の日と前月の最後の日フィールドを使用して、月の最初の日に「Sticky Feature #_Active Days out of 30」フィールドをプルするようにGainsightルールを設定します。