Twilio Segmentとのインテグレーションの概要

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この記事では、さまざまなソースから顧客データを収集、クリーニング、保存、および転送する顧客データプラットフォーム(CDP)であるTwilio Segment(以下、Segment)とPendoとのインテグレーションについて説明します。Pendoでの訪問者およびアカウントのセグメント化に関する情報をお探しの場合は、セグメントの記事を参照してください。

仕組み

Segmentは、ウェブサイトやモバイルアプリ、サードパーティアプリケーションなど、さまざまなチャネルにある顧客データを一元管理するためのプラットフォームです。このプラットフォームには、ユーザーインタラクションのトラッキング、オーディエンスのセグメント化、Pendoをはじめとする他のマーケティングツールやアナリティクスツールとのインテグレーションのためのツールが用意されています。

Segmentでは、APIコールを使用して、アプリケーションやウェブサイトからSegmentのサーバーにデータを送信します。 こうしたコールを使用することで、ユーザーのインタラクションやイベント、属性に関する情報を収集し、PendoをはじめとするSegmentのさまざまな宛先にルーティングすることができます。

デフォルトでは、以下をマッピングします。

  • SegmentのユーザーIDとPendoの訪問者ID
  • Segmentのユーザー特性とPendoの訪問者メタデータ
  • SegmentのグループIDとPendoのアカウントID
  • Segmentのグループ特性とPendoのアカウントメタデータ
  • SegmentのトラックとPendoのトラックイベント

これらの情報が渡されるタイミングは、初期化時とSegmentのアクション時(Pendoイベント)の両方です。これらの情報の一部はカスタマイズできます。詳細およびセットアップ手順については、Twilio SegmentによるPendoのインストールを参照してください。

Pendoソースを設定して、PendoからSegmentにデータを送信することもできます。SegmentのPendoソースは、PendoからSegmentに情報を送信する特定のタイプのWebhookで、APIコールではなくイベントでトリガーされます。

SegmentでのAPIコール

Segmentの仕様には、データをキャプチャするためのAPIコールが6つリストされています。キャプチャされたデータは、これらのコールを通じてPendoなど他のツールにルーティングできます。 Pendoは、そのうち3つのAPIコール(identifygrouptrack)をサポートしているため、これらを使用してSegmentでキャプチャしたデータをPendoのデータコンセプト(訪問者ID、アカウントID、トラックイベント)にマッピングできます。

APIコール 説明 Pendoメタデータ
特定(Identify) 特性とプロパティを、特定のエンドユーザーの属性と紐づけるために使用されます。 identifyコールはPendoの訪問者にマッピングします。 具体的には、Segmentと統合する際に、identifyコールからユーザー情報をPendoに渡し、この情報と訪問者IDを紐づけます。
グループ ユーザーを、エンド ユーザーの特定のグループと紐づけるために使用されます。 groupコールはPendoのアカウントにマッピングします。 具体的には、Segmentと統合する際に、groupコールからユーザー情報をPendoに渡し、この情報とアカウントIDを紐づけます。
追跡(Track) アプリケーションやウェブサイトでユーザーが行った特定のアクション(イベント)を記録するために使用されます。 trackコールはPendoのトラックイベントにマッピングします。 具体的には、Segmentと統合する際に、trackコールからアクションをトラックイベントとしてPendoに渡します。

identifyコール

identifyコールでは、ユーザーとそのアクションをマッピングし、そのユーザーの特性を記録します。この場合、userIDとPendoの訪問者IDがマッピングされ、ユーザーの特性はその訪問者IDに属するメタデータになります。

groupコール

Pendoのアカウントデータを使用する場合は、groupコールが必要です。groupコールでは、SegmentのユーザーとPendoのアカウントおよびアカウントメタデータとを紐づけます。この場合、groupIDとPendoのアカウントIDがマッピングされ、グループの特性はアカウントIDに属するメタデータになります。

trackコール

trackコールは、ユーザーのアクション(Pendoのイベント)を、そのアクションを説明するプロパティ(Pendoのイベントプロパティ)と一緒に記録するために使用されます。 この場合、trackはPendoのトラックイベントになります。

Segmentにおける宛先(Pendoアクション)

Pendoでは、Segmentからデータを受信するために、Segmentの宛先として[Pendoウェブ(アクション)(Pendo Web (Actions))]を使用します。 これは従来のPendoの宛先とは異なります。また、利用できる機能も増えています。宛先[Pendoウェブ(アクション)]を設定する方法については、Twilio SegmentによるPendoのインストールを参照してください。

この宛先はSegmentの[宛先アクション(Destination Actions)]フレームワークに依存しています。SegmentからイベントデータをどのようにPendoウェブ(アクション)に送信するかは、このフレームワークによって制御できます。 アクションでどの情報を宛先に送信するか、どのイベントタイプや名前、プロパティがアクションのトリガーになるかは、このフレームワークを通じて決定できます。

SegmentにおけるPendoソース

宛先は、Segmentからのデータの受信先となるものです。一方ソースからは、Segment向けにデータが送信されます。 Pendoソースはイベントソースであるため、Pendoは特定の時点で、訪問者によって作成されたイベントとしてデータを送信します。

Pendoソースを設定するには、まずSegment内にPendoソース用の一意の識別子を生成し、そのうえでそのソースをWebhookとしてPendoに追加する必要があります。

ステップ1. SegmentにPendoソースを設定する

  1. Segmentの[ソース(Sources)]ページで[ソースを追加(Add Source)]を選択します。
  2. [ソースカタログ(Sources Catalog)]「Pendo」を検索します。
  3. [接続(Connect)]を選択します。
  4. ソースには、「Pendo_Prod」のように、環境を区別できる意味のある名前を付けます。 この名前は、Segmentのインターフェースでこのソースを指定するときに使用します。Segmentでは、関連するスキーマ名が作成されます。これが、お客様のデータウェアハウスで問い合わせを行う名前空間になります。
  5. 設定フローに従います。
  6. 書き込みキーをコピーしますこれはステップ2で必要になります

ステップ2. PendoでSegmentのWebhookを設定する

  1. Pendoで、[設定(Settings)]>[インテグレーション(Integrations)]>[Webhooks]の順に移動します。
  2. [Webhookを追加(Add Webhook)]を選択します。
  3. Webhookにわかりやすい名前を付けます。
  4. [タイプ(Type)]ドロップダウンメニューで、 [Segment.com]を選択します。
  5. Segmentの書き込みキーを入力します。
  6. Segmentに送信するイベントを選択します。
  7. [Webhookを保存(Save Webhook)]を選択します。
  8. [Webhook]テーブルで[有効化(Enabled)]列のトグルを使ってWebhookをアクティブにします。
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