画面のタグ付けのヒント - モバイルV1

Pendoの画面キャプチャ機能では、画面をキャプチャしてタグ付けし、アプリ内キャンペーンやユーザー行動の追跡に利用できます。アプリをタグ付けするには、特定のアプリの[画面(Screens)]タブに移動して、[新しい画面をキャプチャ(Capture New Screen)]をクリックします。このプロセスは、デバイスをペアリングしてから、アプリで興味のある画面に移動することから始まります。目的の画面を表示したら、アプリのカメラアイコンをタップします。PendoモバイルSDKが、アプリ内のネイティブ要素に関する情報をPendoクラウドサービスに送信し、ウェブコンソールには「スクリーンショット」が表示されます。

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図1

次に、スクリーンショットをタグ付けして、Pendoプラットフォームで一意に識別されるようにします。画像をポイント&クリックするか、キャンバスの右側にあるリストから要素を選択して、画面上の任意のネイティブ要素を選択できます。また、いくつかのベストプラクティスがありますので、ぜひ参考にしてください。

1) タグ付けは最小限にする:画面の識別に必要な量以上の要素をタグ付けしないでください。最小限にすることで、識別プロセスを最適化し、Pendoクラウドサービスに不要なデータを送信する必要がなくなります。例として、上の図1のような画面を考えてみます。この画面にはいくつかの要素がありますが、以下に示すように[詳細(Details)]タイトルヘッダーにタグを付けるだけで、十分識別できるようになります。

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図2

2) キャプチャの汎用性を保つ:同じ構造の画面がアプリ内の異なるコンテンツで繰り返される場合は、1つの画面としてキャプチャすることをお勧めします。もう一度、先ほどの製品画面の例で考えてみましょう。実際、以下に示すように、一般的な構造は同じであるもののコンテンツによって異なる画面になる場合が多々あります。

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図3

図3のようなケースでは通常、いずれかの画面をキャプチャして、それを一般的な方法で識別するのが最適です(たとえば、先に示したように[詳細]タイトルヘッダーにタグを付ける)。このようにすることで、Pendoは製品の詳細画面を識別できるようになり、フィールド値のトリガーによって特定の画面にキャンペーンを添付できるようになります。

3) 動的な要素を避ける:原則として、動的なテキストや数値を含むフィールドへのタグ付けは避けます。これらの値は変化するため、画面の識別には適さない場合があります。動的フィールドの値によってPendoを表示するかどうかが決まる場合は、フィールド値トリガーを使用して、これらの値に関連する条件を定義します。製品画面の例をもう一度見てみましょう。最初に画面ををキャプチャして、[詳細]タイトルヘッダーだけをタグ付けしたことを思い出してください。Pendoを作成し、それを黒色のネクタイの詳細画面にのみ表示する場合は、以下に示すようにフィールド値トリガーを使用できます。

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図4

画面のタグ付けが正常に完了したら、画面のコンテキストメニューで[要素のタグ付け(Tag Elements)]を選択して、画面の要素のタグ付けを継続することをお勧めします。