概要
Pendo for Mobileを使用して、モバイル製品とウェブ製品のポートフォリオ全体でつながりのあるデジタル体験を実現できます。あらゆる場面で、ユーザーがソリューションとどのようにかかわっているかを分析し、ユーザーがプラットフォーム間をどのように移動しているかを把握できます。プロダクトジャーニーを通してインサイトを活用し、ユーザーのデバイスに応じてアプリ内のガイダンスをカスタマイズできます。
PendoモバイルSDK
PendoモバイルSDKは、アプリのすべてのバージョンにさかのぼってコードレスで分析を行います。また、Pendoのビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)で構築されたライトボックス(アプリ内メッセージ)、ツールチップ、複数ステップのウォークスルーガイドも提供します。- このインテグレーションには、3行のコードが必要です。
- モバイルPendo SDKは、インストールが正常に終了した後に、分析の収集を開始します。これにより、Pendoはアプリ内のあらゆるユーザーの行動を自動的に追跡し、事前にアプリのタグ付けがされていなくても、インサイトを提供できます(遡及的分析)。
- アナリティクスとガイドはアプリのバージョンに依存しないため、モバイルアプリでPendoがユーザーのインタラクションを追跡する方法を変更することなく、アップデートできます。
- マルチアプリパスとファネルを利用して、モバイルとウェブでのプロダクトジャーニーを通してユーザーを追跡します。
サポートされているモバイルフレームワーク
現在、Pendo SDKは以下のフレームワークをサポートしています。
- ネイティブiOSおよびAndroidアプリケーション(SwiftUIはトラックイベントを介してサポートされます)
- Xamarin & Xamarin Form
- React Native
- React Nativeトラックイベント(旧バージョンのReact Nativeの場合)
- トラックイベントによるFlutterのサポート
モバイルアプリの追加
- [設定] > [サブスクリプション設定]に移動します
- ページ右上の[他のアプリの追加(Add Another App)]を選択します
- 対象のアプリ名を入力し、該当するOSまたはサポートされているフレームワークを選択します
- アプリが[サブスクリプション設定]に追加されます。インストールを完了するには、アプリの上にカーソルを合わせ、[インストール完了]を選択します
-
表示されるSDKインストールインテグレーションの手順に従います
- 正常にインストールされたアプリは、[サブスクリプション設定]に[インテグレーション済(Integrated)]と表示されます
これで、以下の操作の準備ができました。
- ページのタグ付け - アプリのバージョン間でページビューを表示
- フィーチャーのタグ付け - アプリのバージョン間でページビューを表示
- トラックイベント送信 - (「モバイルトラックイベント」(Mobile Track Events)セクションを参照してください)
-
ガイドの構築 - ガイドを訪問者に公開する前にプレビューしてテストできます
- オンボーディングおよび新機能のお知らせに関するカルーセルの作成
- モバイルツールチップの追加
- ガイダンスのための複数ステップのガイドの作成
- モバイル投票調査やNPS調査の作成
- アプリ内でのストア評価のリクエストによるApp StoreやGoogle Playのレーティングの向上
- タブレット向けガイドの構築
よくある質問
新しいバージョンのアプリをリリースするときに、何かする必要がありますか?
いいえ、ガイドとアナリティクスは新しいバージョンのアプリでシームレスに動作します。アプリの新バージョンでモバイルページが大幅に変更され、アナリティクスの送信が停止した場合、ページアラートでお知らせし、タグ付けされたページの修正方法をご案内します。
データはいつ表示されますか?
Pendoのウェブ分析と同様に、データは毎時0分に処理されます。処理時間は、データ量に応じて、毎時0分から最大15分程度かかることがあります。
既知の制限
- アプリ内の一部のコントロールにタグ付けできない場合や、アナリティクスを収集できない場合があります。モバイルテクノロジーは進化を続けており、当社は遅れを取らないよう取り組んでいます。タグ付けできない場は、サポートチームにご連絡ください。
- 2つのページが全く同じ構造である場合、ページを区別するために追加のラベルを選択する必要があります。こちらをお読みになるか、詳細をご覧ください。
- 正確なアナリティクスを行うために重要なデフォルトページとフィーチャールールは、場合によっては特定のアプリに合わせて変更する必要があります。どのようなページとフィーチャーのタグ付けの選択肢があるかをよく理解してください。
- スクロールしないと見えない領域にあるフィーチャーをタグ付けする場合は、そのフィーチャーが表示されている状態でタグ付けします。すでにタグ付け済みのページである場合、Pendoはそれを認識できますが(「このページは一意のものですか?」)、スクロールしないと見えないフィーチャーの場合はそのフィーチャーをタグ付けできるように、それを新しいページとして認識します。ページルールを調整する必要はありません。