Pendoの基礎:訪問者

基礎編

Pendoの[訪問者(Visitor)]セクションには、ユーザーに関する詳細情報が表示されます。訪問者とは、単一の個人ユーザーのことです。

訪問者は、複数の訪問者の集合体であるアカウントとは異なります。アカウントの詳細については、以下の関連記事をご覧ください。

 

 

訪問者ページの表示

訪問者
  1. 訪問者数(Number of Visitors):ページ上部で指定したセグメントと日付の範囲内での、一意のアクティブ訪問者の合計数。

  2. 1日の平均滞在時間(Ave. Daily Time on Site):それぞれの訪問者がプロダクトを使用した1日あたりの平均時間。この場合も、ページ上部で指定したセグメントと日付範囲内での、訪問者のデータが表示されます。

  3. 訪問頻度(Frequency):このグラフは、アプリがどのぐらい使用されているかを、日、週、月の3つの日付範囲に分けて表示します。ここでの目標は、日別ユーザーと週別ユーザーの数を増やすことです。

    • 日別訪問者(Daily):訪問者が日別とみなされるには、過去30日間のうち少なくとも13日間はアクティブでなければなりません。
    • 週別訪問者(Weekly):訪問者が週別とみなされるには、過去30日のうち、5日以上12日以下の期間でアクティブでなければなりません。
    • 月別訪問者(Monthly):訪問者が月別とみなされるには、過去30日のうち、1日以上4日以下の頻度でアクティブでなければなりません。
  4. 検索(Search):特定の訪問者を探す場合は、右上から検索できます。

その他の情報については、訪問者の概要のヘルプ記事をご覧ください。

訪問者リストの表示

訪問者ページの下部に、訪問者リストが表示されます。

visitor_list
  1. 訪問者リスト(Visitor List):選択したセグメントと日付範囲のアクティブな訪問者が反映されます。

  2. アクション(Action):デフォルトの列以外のデータを表示する場合は、[アクション]をクリックして、列を編集するオプションを表示します。ここには[CSVのダウンロード(download to CSV)][訪問者レポートとして保存(save as visitor report)]機能も表示されます。

訪問者の詳細情報

注:訪問者の詳細情報は、最後に記録されたイベントで送られてきたメタデータに対応しています。メタデータは時間の経過とともに変化する可能性がありますが、Pendoでは、適用された日付やアプリケーションのフィルタに関係なく、最後に受信した値のみが表示されます。

[訪問者リスト]内の訪問者をクリックすると、訪問者の詳細ページが表示されます。

このセクションに含まれる情報をご紹介します。

visitor_details
  1. 詳細情報(Details):詳細情報セクションは、3つ(場合によっては4つ)の主要なメタデータカテゴリーに分かれています。

    • Pendo設定(Pendo Settings):デフォルトでは、[ブラウザ名(Browser Name)][ブラウザバージョン(Browser Version)][サーバ名(Server Name)][初回訪問(First Visit)][最終訪問(Last Visit)][サンプルグループ(Sample Group)]、アカウントが除外されているかどうか、ガイドがアカウントに対して非表示になっているか、アカウントが処理しない(GDPR)に設定されているかどうかが表示されます。

    • エージェント(Agent):このセクションには、エージェント経由でPendoに渡されるメタデータの値が表示されます。

    • カスタム(Custom):カスタムメタデータの値を表示します。

    • Salesforce:このセクションを有効にすると、SalesforceインテグレーションによってPendoに取り込まれた関連メタデータが表示されます。
  2. アクティブ日数(Number of Days Active):選択した日付範囲内において訪問者がアクティブになっていた日数の合計です。24時間以内に少なくとも1つのイベントを取得した場合、訪問者はアクティブとみなされます。

  3. 1日の平均時間(Average Time Per Day):選択した日付範囲内で訪問者がプロダクトを使用した平均時間。

    • 1h 28m= 1時間28分
  4. 合計時間(Total Time):選択した日付範囲内で訪問者がプロダクトを使用した合計時間。何らかのアクティビティ(ページの読み込み、フォーカス、クリックなど)を登録するたびに、カウンターに1分が加算されます。訪問者がサイト操作していない場合(例:バックグラウンドタブ)は、その時間はカウントされません。

  5. 使用傾向(Usage Trending):訪問者の状態を測定するシンプルな指標です。これは、選択した日付範囲(期間n)における訪問者の合計時間を、同じ長さの前の期間(期間n-1)と比較するものです。

詳細については、訪問者の概要のヘルプ記事をご覧ください。

 

訪問者のタイムライン

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訪問者の詳細情報ページの最後に、訪問者タイムラインが表示されます。

  1. タイムライン(Timeline):タイムラインには、特定の日にユーザーがプロダクトを使用した際の特定のアクションが表示されます。見たい日付をクリックして拡大し、それぞれの日付の詳しいデータを表示できます。

  2. タイムラインデータ:ここでは、具体的なアクションを詳しく見ることができます。タイムラインのさまざまな部分にカーソルを合わせると、訪問者が操作していたページ・フィーチャー・ガイドに関するデータ、ページ・フィーチャー・ガイドに費やした合計時間、および訪問者がその時に使用していたブラウザが表示されます。タイムラインを拡大するには、カーソルをクリックしてドラッグします。

訪問者の詳細情報ページのフィードバック

フィードバックに対応するサブスクリプションでは、[概要(Overview)]タブの横に[フィードバック(Feedback)]タブが表示されます。[フィードバック]タブをクリックすると、その訪問者に関連するプロダクトリクエストの全リストが表示されます。

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[プロダクトリクエスト(Product Request)]にカーソルを合わせると簡単な説明が表示され、[Pendo Feedbackで表示(View in Pendo Feedback )]をクリックするとプロダクトリクエストの全文が表示されます。これにより、リクエストに直接アクセスして、投票者、コメント、関連ラベルなどの詳細情報が確認できます。

フィードバックデータのフィルタ

訪問者のフィードバックデータを表示すると、ユーザーが特定のリクエストに投票したときに選択したフィルタに基づいて、プロダクトリクエストが下に表示されます。ユーザーがフィードバックリクエストを作成すると、そのユーザーは作成者としてリストされ、自動的に投票が行われます。ユーザーが既存のリクエストに投票した場合、日付フィルタはユーザーが特定のフィードバックリクエストに投票した日に基づいています。