概要
Pendoスニペットを使用して、アカウントと訪問者に自動でタグを付けることができます。
重要な理由 タグを使うと、レポートを詳細にセグメント化するうえで柔軟性が非常に高くなります。自動タグ付けにより、手動入力なしで、需要データに対して詳細な分析ができインサイトが得られます。
簡単な設定だけで、タグでグループ化した訪問者、アカウント、または機会の単位で製品の需要を表示できます。フィードバックにおけるタグの詳細については、こちらをご覧ください。
タグは柔軟性が高いため、お客様に合わせてタグを実装できます。次に例を示します。
アカウント:
- 場所
- サブスクリプションプラン
- 契約期間
- 会社の規模
- アカウントオーナー
訪問者:
- ペルソナ
- ジョブの役割
- アクセスレベル
「CATEGORY:TAG」の形式を使用すると、訪問者に適用するさまざまなタグをより整理しやすくなります。カテゴリーに分類されたタグは、アカウントには使えません。
次に例を示します。
- Persona: Customer Success
- Location: Germany
- Product origin: Dashboard
- Price Plan: Gold
自動タグ付けの設定方法
Pendoスニペットがすでにインストールされている場合は、アカウントと訪問者の新しい自動タグを既存のインストールスニペットに追加するか、または次のAPIを使用して追加できます。http://apidoc.receptive.io
キー | 説明 | 例 |
---|---|---|
account.tags | アカウントタグ | Simple: ["automotive", "London"] |
visitor.tags | 訪問者タグカテゴリと関連タグ | Simple: ["sales", "London"] Tag categories: [{"title": ["Engineer", "IT"]}] |
タグの検証
タグの値に対して、次の検証を行います。
- タグの値が文字列であること
- タグカテゴリは文字列のキーで、値は文字列の配列であること(キーはカテゴリ、値は1つ以上のタグ)
- カテゴリ:タグ(キーと値)と単純なタグの組み合わせも使用可能。例:
[{"title": ["Engineer", "IT"]}, "Admin", {"Location": ["NewYork", "London"]}]
ここでは「Admin」が単純なタグにあたります。 - タグの長さが2文字以上であること
- 次の無効な文字を使っていないこと。, | { } : < >
- タグのカテゴリーは訪問者に対してのみ有効で、アカウントに対しては有効でないこと。
無効な例
tags: ["Admin,IT"] — 単純なタグではカンマは使用できません
tags: [{"Title":["IT, Systems & Programming"]}] — タグ値にカンマは使用できません
tags: [{"Title":[null]} — タグ値は文字列である必要があります
tags: [{"Title":["Dept | Financial and HR Manager"]} — タグ値として「|」は使用できません
注:2017年1月1日より前にフィードバック(旧Receptive)をインストールしており、「セキュアモード」を有効にしてスニペットデータに署名している場合は、署名方法をJWT署名に切り替える必要があります。これにより、従来の手動の署名よりも開発が簡単になります。
スニペットの例
visitor: {
id: 62343,
email: 'john@doe.com',
full_name: 'John Doe',
role: 'admin',
creationDate: 1404326949156
tags: [{"title": ["Engineer", "IT"]}, "Power User", {"Location": ["NewYork", "London"]}] },
},
account: {
id: 17,
name: 'Acme, inc',
monthly_value:'99.99',
is_paying: true,
planLevel: 995,
isFoo: false
tags: ["Enterprise", "Commercial"] }
}