顧客は、Pendoスニペットを通してフィードバックアカウントに自動で追加されます。その設定にできない場合やフィードバックをテストする際に手動でレコードをいくつか作成したい場合は、他の方法もあります。
スニペットのインストール
Pendoスニペットをインストールしてお客様のプロダクトとフィードバックを統合する場合、顧客データがフィードバックに自動で追加されます。この時点から、フィードバックを社内で使用できます。社内のユーザーは、顧客にフィードバックプラットフォームへのアクセス権を付与することなく、顧客に代わってリクエストを追加できます。
顧客にリンクを公開すれば、顧客はウィジェット、Pendoリソースセンター、またはポータルへのリンクを通してSSOでアプリからフィードバックにログインできます。顧客にリリースする準備ができたら、フィードバックをアプリに追加する方法についてご覧ください。
手動による招待
訪問者を手動でフィードバックに招待して訪問者レコードを作成することはできますが、これは長期的な対応ではなく、あくまでもテスト目的でのみ行うものです。 制限事項は次のとおりです。
- 手動で招待した訪問者がフィードバックにログインするには、ユーザー名とパスワードが必要です。訪問者はお客様のアプリからログインできないため、ログインするための手間は大きく、フィードバックに対するエンゲージメントに大きな影響があります。
- 手動で作成したレコードは、スニペットで作成したレコードと同期されないため、今後スニペットをインストールすると、手動で作成した訪問者との重複が発生します。
- 手動で作成したレコードは、最新の顧客データに自動更新されないため、ログイン、年間経常収益(ARR)、その他のメタデータといったフィードバックレポートの実行や貴重なデータの取得に不可欠な情報を追跡することはできません。
次の手順に従い、ユーザーを手動で作成します。
- フィードバックアカウントにログインし、左側のナビゲーションにある[アカウント(Accounts)]をクリックします。
- 右側に、[新規訪問者(New Visitor)]と表示されたボタンがあります。
そのボタンをクリックすると、フォームが開きます。フォームに入力して[訪問者の作成(Create visitor)]をクリックすると、顧客がフィードバックに追加されます。
フォームには次の情報を入力します。
- 氏名*
- メールアドレス* - フィードバックへの招待を受け取ります(オプション)
- アカウント名* - ユーザーが所属する会社名
- ステータス - ユーザーが有料アカウントの顧客に所属している場合は、[有料(Paying)]を選択します。これにより、フィードバックレポートにおいて要件と優先順位を有料アカウントと無料アカウントで分けることができます。ユーザーが有料アカウントに所属していない場合は、[無料(not Paying)]を選択します。見込み客の場合は、[見込み客(prospect)]を選択します。
- 月額 - 顧客が毎月支払う(または支払う可能性のある)金額。これにより、要件と優先順位をアカウントの価値の大きさに基づいて分けることができます。
- メールによる招待
- 顧客に通知する場合は、[はい(Yes)]を選択します(設定ページで顧客への通知が無効になっている場合は通知されません)。
- 顧客に通知せずに顧客に代わってフィードバックを使用する場合は、[いいえ(No)]を選択します。
*必須フィールド
API
Pendoスニペットをインストールしない場合は、「POST /users/invite_end_user」コマンドを使用してAPIで訪問者を作成できます。これにより、顧客がフィードバックにログインする場所と方法、および顧客レコードの更新方法を柔軟に設定できます。
SAML SSO
SAML SSOを設定すれば、ユーザー名とパスワードなしで顧客がPendoフィードバックにログインできるようにすることができます。設定手順については、こちらをご覧ください。