[均等配信(Even Distribution)]を利用すると、希望する定期アンケートの期間中にデータをコンスタントに受け取ることができます。有効にすると、各ユーザーに対し、ガイドを閲覧できる14日の期間が自動的に割り当てられます。全員、ランダム、または訪問者IDに基づいて分散して、14日間の期間が割り当てられます。
均等配信は、既存のアンケートを編集する際に、スケジュールセクションでいつでも有効にすることができます。すでにNPSガイドを公開している場合、Pendoはバックグラウンドで再計算を行い、まだアンケートを見ていないユーザーを平滑化します。
均等配分を設定した後はNPSが、ドラフト、ステージング、または無効状態であっても、均等配分がオフになるまで、配信サイクルは動作し続けます。NPSとメールバックアップは、NPSアンケートが公開に設定されている場合にのみ配信されますが、NPSを公開に設定してからドラフトに戻すタイミングと頻度によっては、アプリ内でNPSガイドを操作しなかった一部のユーザーに対して、NPSが公開に設定された直後にNPSバックアップメールが送信される可能性があります。
サンプルシナリオ
以下の設定で、何人のユーザーが「NPSガイド」を表示するでしょうか?
- 均等配信は有効
- 90日ごとの反復を設定
- 現在、10,000人の対象ユーザーがおり、そのうち100%のユーザーが毎日ログインしている
NPSアンケートで「均等配信」を有効にすると、Pendoはユーザーが閲覧できる14日間のウィンドウに訪問者をランダムに割り当てます。90日の反復期間の初日には、対象セグメントの約15.5%がガイドを表示できます。その後、日を追うごとにセグメントの約1.1%のユーザーが対象になります。
10,000人の対象ユーザーが90日の反復を使用する例では、初日に約1,550人の訪問者が対象になることが予想されます。初日に15.5%が一斉に対象となるため、特にエンゲージメントの高いユーザーをターゲットにした場合、顕著な効果が得られます。その後、90日目までの間、毎日約110人のユーザーが対象となるため、時間の経過とともにデータが平滑化(当該期間の配信の割り当てを平均化すること)されます。