概要
この記事は、モバイルアプリケーションで機能のタグ付けを開始したいお客様を対象としています。
機能のタグ付け
タグ付け機能は、ページにタグ付けする際に実行することも、ページの管理(Manage Pages:)からデザイナーにアクセスして実行することもできます。
- ページ(Pages)に移動します
- モバイルアプリに絞り込みます
- 機能タグ付けしたいページを選択します
- [ページの管理(Manage Page)]をクリックします
- 機能タグ付けを開始します
アプリ内の機能にタグ付けするには、右のスクリーンショットにある任意の機能をクリックします。選択した機能が左のテーブルに表示されるので、そこで名前付けや、オプションでグループ化し、その後保存できます。
ヒント:タグ付けされた機能をすばやく編集するには、左側のナビゲーションで[製品(Product)]に移動し[機能(Features)]をクリックします。次に、[アプリ内の機能管理(Manage Features In-App)]を選択すると、機能がタグ付けされているページでデザイナーが開きます。
高度なタグ付け機能
注:機能属性の編集時には、キャッシュのため、ガイドで新しい属性が反映されるまで5分かかります。
機能のルールからテキストを除外
含まれているテキストに関係なく、機能を追跡するのに最適です。以下はその例です。
- 多言語対応のアプリで、ボタンのテキストがユーザーごとに異なる場合
- ユーザーや時間帯によってボタンのテキストが異なる場合
アプリ全体の機能のタグ付け
ナビゲーションメニューやタブバーボタンなど、モバイルアプリ全体に表示される機能に使用されます。アプリ全体のタグ付けを使用すると、ページがアプリ内でタグ付けされているかどうかに関係なく、Pendoはこれらの機能のクリックイベントを収集できます。
ベストプラクティスとしては、ホーム画面からアプリ内全体機能にタグ付けするか、自分(または他の人)が簡単に見つけられるような命名規則を使用することです(例:Info(Homeでタグ付け))。
リスト要素のタグ付け
Pendoは、アプリケーション内のリスト項目(テーブルの行、メニューのエントリなど)にタグ付けする際、リスト内のアイテムの位置またはインデックスで自動的に機能をタグ付けします。
例:
最初のリスト項目がタグ付けされている場合、Pendoは最初の項目をクリックしたときにのみ分析を収集します。3番目の項目がタグ付けされている場合、Pendoは3番目の項目をクリックしたときのみ分析を収集します。以降同様です。これは通常、静的リストで動作が正常に行われます。
リスト内のすべての項目を1つの機能としてタグ付け - ユーザーがアプリケーションにログインするたびにリストのコンテンツが変更されるような動的リストに使用できます。これにより、リスト要素の位置に関係なく、その要素をクリックした場合の分析結果を収集できます。
- 「ガイドの起動」としてリスト項目を選択すると、リスト項目のいずれかをクリックすることでガイドが起動します
- リスト項目をツールチップガイドでターゲットにすると、リストの最初の項目がポイントされます
「below the fold」機能のタグ付け
一部の機能が「below the fold」(スクロールしないと見えない領域)にある場合、つまり元のページのスクリーンショットに存在しない場合には、以下の手順に従ってください。
- ページをスクロールした状態でキャプチャし、新しいページとして保存します。保存名は、これが「below the fold」のキャプチャであることがわかるようにしても良いでしょう。
- この新しいページで、機能のタグ付けを行います。
- この「below the fold」ページのページ分析は元のページと同じになることに注意してください。
機能ルールの調整(オープンベータ版)
Pendoは、その属性に基づいてモバイル機能を識別します。時には、選択したデフォルトの属性が正確でない場合があります。機能の高度なルールを表示して選択内容を絞り込み、各機能に最適な属性を選択できるようになりました。
機能分析で問題点を特定する方法:
特定の機能に対するクリック数が少なすぎたり、多すぎたりしていませんか?もしくは、各機能が同じクリック数を示していませんか?
これは、Pendoが選択したデフォルトのルールが厳密すぎる可能性があることを意味しています。分析結果に潜在的な問題が見つかった場合は、「機能ルールの調整(Refine Feature Rules)」で機能ルールをチェックし、調整することをお勧めします。
アップデート方法:
- ページ(Pages)に移動します
- モバイルアプリに絞り込みます
- この機能があるページを選択します
- [ページの管理(Manage Page)]をクリックします
- [機能ルールの調整(Refine Feature Rules)]を選択します
変更を適用する前に、いつでもテストできます。
属性のリスト(機能ルール)
iOS:
属性 | 説明 |
text | 機能のテキスト |
indexInParent | この機能の親機能の中での相対位置を表します。 動作しないため、テーブルの中では使用しないでください。 |
accessibility |
これは視覚障害のある方々向けにアプリが設定したテキストです 機能の "hint"、"label"もしくは"identifier"。 |
segmentIndex | この機能の UISegmentインデックス 他に解決策がない場合を除き、使用を避けてください。 |
cellRow | テーブル内の行の位置 |
cellSection | テーブル内のセルの位置 |
currentClass | 機能のカレントクラス |
superClass | 機能の親クラス |
action | 機能のクリック動作 - クリックメソッドシグネチャ |
hasGestures | 機能がタップもしくはドラッグ操作を使用しているかの表示 |
viewTag | 機能のタグ(開発者が設定可能なプロパティ) |
Android:
属性 | 説明 |
text | 機能のテキスト |
indexInParent |
この機能の親機能の中での相対位置を表します。動作しないため、テーブルの中では使用しないでください。
|
accessibility |
これは視覚障害のある方々向けにアプリが設定したテキストです
機能の"label"が固有の値を受け取る可能性があります。
|
childCount | 機能の子機能の数 |
parentId |
機能の親ID
|
idOfParents |
IDを持つ、階層内のすべての機能の親ID
|
id | 機能ID |
type |
機能のタイプ
|
isList |
機能がリスト化されているか
|
insideList |
機能がリスト内にあるか
|
insideDrawer |
機能がドロワーメニュー内にあるか
|
よくある質問
機能を特定する方法は?
- 機能はページのコンテキストで常にタグ付けされます。
- ルールは、要素の「クラス」、要素のテキストが存在する場合はそのテキスト、リスト内での位置、ページ上での位置、およびその他の多くのパラメータに関連するタグ付けされた機能ごとに作成されます。
- 機能が正しく認識されない場合は、サポートにご連絡ください。お客様のニーズに合わせて機能のルールを変更します。
- アプリのバージョンがいずれであっても、機能は通常は正しく認識されます。ただし、アプリのユーザーインターフェイスを変更し、特にボタンのテキストを変更した場合は、すべての機能が正しく識別されるようにモバイルページを更新し、必要に応じてタグ付けを修正する必要があります。
(New!) 機能の上にカーソルを置くと、目的の機能ではなく、複数の機能がハイライト表示されます。どうすればよいでしょうか?
Pendoの自動機能識別(ルール)では、ページ上の複数の機能を区別できないという状況を防ぐために、タグに一致するすべての機能が強調表示されます。つまり、自動ルールを調整しなければ、これらの機能は同じ機能としてカウントされてしまいます。
これを解決するには、最初の機能にタグを付け、そのルールをこの機能に特化したものに調整してから、もう一方の機能にタグを付けます。
私のアプリケーションでは、いくつかの機能がタグ付けできません。どうすればよいでしょうか?
アプリ内にモバイルボタンを実装する方法は数多くあるため、SDKが機能を識別する方法を最適化しています。ただし、特定のモバイル機能のタグ付けができない場合や分析結果が受信できない場合は、サポートにお問い合わせください。回避策としては、トラックイベントで特定の機能を追跡し、そのデータを収集することが考えられます。
タグ付けされたページの一部で、新しい分析結果が取得できなくなりました。原因は何ですか?
最近、ストアで新しいバージョンのアプリをリリースしましたか?新しくリリースされたアプリのバージョンで、一部のページや機能が変更された場合は、モバイルページを更新することで更新できます。
特定の機能にタグを付けたいのですが、その上にカーソルを合わせると複数の機能が強調表示されてしまうのはなぜですか?
デフォルトのルールで複数の機能を区別できない場合は、次のタグを付ける前に、その機能のルールを調整する必要があります。