インストールスクリプトを使用して、Pendoのウェブでの直接実装を計画する

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Pendoの実装を計画することで、プロダクト内でユーザーを理解するために必要な、訪問者とアカウントのすべてのメタデータを正確に取得できます。この記事には、このタイプの実装を計画できるように、インストールスクリプトを使ってPendoを実装する際の注意点や手順がまとめられています。Pendo Launcherの使用やモバイル向けPendoの実装など、その他のオプションの詳細については、「実装オプション」をご参照ください。

始める前に

Pendoをアプリケーションに直接実装するには、Pendoサブスクリプション、Pendoへのデータ送信計画、Pendoのインストールと設定を担うエンジニアリングリソースが必要です。

迅速かつ効果的な導入ができるよう、できるだけ早く開発者に連絡をとり、作業内容の調整を行うことをお勧めします。開発者向けドキュメントでは、Pendoをウェブやモバイルアプリケーションに正しくインストールするために必要な詳細情報を提供しています。

Pendoインストールワークブック(Installation Workbook)を使って、インストールを完了するために必要な情報をチームメンバーと共有することをお勧めします。

仕組み

インストールスクリプトは、Pendoエージェントをアプリケーションに統合します。アプリケーションがブラウザで実行されると、インストールスクリプトがPendoエージェントを呼び出し、アプリケーションでPendoの機能を利用できるようになります。モバイル開発者がSDKをアプリに追加し、アプリの読み込み時にPendoを初期化し、データ収集とガイドの表示の準備ができた後、訪問者が識別されるようになります。

より詳細な概要については、インストールスクリプトを使用したPendo 実装に関する開発者ガイドと、インストールスクリプトのコンポーネントを参照してください。

実装の準備をする

インストールと設定は以下のように準備します。

1. セキュリティとプライバシーポリシーを確認する

当社のポリシーと実践の詳細な概要については、この後の記事を参照してください。または、Pendoの担当者にご連絡いただき、お客様のセキュリティ要件についてご相談ください。

2. IDとメタデータを選択する

アプリケーションの訪問者とアカウントに関連付けるIDとメタデータを選択します。利用可能な値については、開発者に相談してください。訪問者IDとアカウントIDの命名規則と、収集したい他のメタデータのリストが必要です。

インストール後にメタデータを追加することは可能ですが、最初の実装の際、訪問者IDおよびアカウントIDの設定を変更することは避けてください。

メールアドレスやアカウント名などの個人を特定できる情報(PII)を共有することに抵抗がある場合、Pendoが効果的に機能するために必要とするのはアプリケーションの各ユーザーに固有の識別子のみです。Pendoにとっては匿名の、ランダムに生成された値でも構いません。PIIの使用方法の詳細については、データ収集とコンプライアンスを参照してください。

3. 開発者に手順を送る

開発者でなくてもPendoを使用できますが、インストールスクリプトを使用した技術的なインストール作業が必要です(難しくはありません)。

開発者はインストールスクリプトをページヘッダーに挿入する必要があります。インストールスクリプトのすべての要素を、データを収集するすべてのページに配置する必要があります。これには、Pendoエージェントの呼び出し、アカウントを識別するためのAPIキー、Pendoエージェントを起動しIDとメタデータを定義するための初期化メソッドが含まれます。

ほとんどのウェブアプリでは、インストールスクリプト(「スニペット」)を一般的なHTMLテンプレートに挿入するだけで、メタデータ以外の変更はありません。モバイルアプリの場合は、PendoモバイルSDKがアプリコードに追加され、訪問者を識別する準備ができ次第初期化されます。

実装後の手順

開発者がPendoをインストールして設定した後で、次のことを実施します。

1. Pendoがデータを記録していることを確認する

Pendoをインストールした後、データがPendoに入力され始めるまでに、最大で2時間程度かかることがあります。データの受信を開始すると、メールでお知らせします。このメールを受け取ったら、Pendo管理者がアクセスできる[サブスクリプション設定(Subscription Settings)]ページにアクセスして、データが[イベントの生データ(Raw Events)]タブに流れていることを確認します。

2. ユーザーを招待する

Pendoがデータを記録していることを確認したら、サブスクリプションの設定を手伝ってくれる社内ユーザーを招待します。社内ユーザーには、独自の権限を持つさまざまな役割を設定できます。これにより、サブスクリプション設定を保護しながら、社内ユーザーに必要なアクセス権を付与できます。

サブスクリプションにユーザーを追加するには、以下の手順を行います。

  1. Pendoの左側のメニューで[設定(Settings)]>[ユーザー(Users)]に移動します。
  2. ページの右上の[+ユーザーを追加(+ Add User)]を選択します。
  3. ユーザーの詳細を入力し、権限を選択します。 詳細については、役割と権限を参照してください。
  4. ページの右下にある[ユーザーを追加]を選択します。

Pendoを利用することでメリットがあるのは次のような方です。

3. 開始する

Pendoがインストールされると、Pendoのデータ可視化、エンゲージメント、定着化ツールにアクセスできるようになります。ユーザーのことを知り、定着化を促進し、ユーザーに愛されるプロダクトを作るためにPendoを使用し、さらなる成長を促進するためのPendoサブスクリプションの基盤を構築するために、次のような分野から始めることをおすすめします。

 

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