制限されたネットワーク環境での訪問者のホスト名リスト

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ファイアウォール、VPN、ウェブフィルターなどを使用して、事前承認されたドメインにしかアクセスできないようにネットワーク環境を制限している場合、その環境を利用する訪問者は、Pendoサーバーへのトラフィックを明示的に許可するようネットワーク管理者にリクエストする必要がある場合があります。

ワイルドカードオプション

訪問者は、アスタリスク(*)を使用して、1つのワイルドカードエントリに複数のホスト名を含めることができます。つまり、各サブドメインを個別に羅列する必要がなく、将来これらのドメインに追加される新しいホストも自動的に含まれます。これにより、許可リストの管理が簡素化され、変化するサブドメインへの継続的なアクセスが保証されます。

簡単に設定を行うために、訪問者が以下のワイルドカードエントリを許可リストに追加することを推奨します。

  • *.pendo.io
  • *.storage.googleapis.com

これらのドメインがアウトバウンドトラフィック(TCP 443)の許可リストに追加されていれば、それ以上の変更は必要ありません。それ以外の場合は、ホストの全リストを参照してください。

ホストの全リスト

アウトバウンドトラフィック(TCP 443)については、訪問者が次のドメインを許可リストに追加するようにしてください。

  • app.pendo.io
  • cdn.pendo.io
  • data.pendo.io
  • pendo-io-static.storage.googleapis.com
  • portal.pendo.io
  • pendo-static-YOUR_SUB_ID.storage.googleapis.com

上記の最後のドメインでは、YOUR_SUB_IDをお客様固有のサブスクリプションIDに置き換える必要があります。サブスクリプションIDは、Pendoにサインインした際のURLで確認できます(例:https://app.pendo.io/s/YOUR_SUB_ID/)。これは、すべてのPendoインスタンスに適用されます。

サブスクリプションIDの確認にサポートが必要な場合、または上記の完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用する代わりにIPアドレスの許可リスト登録が必要な場合は、Pendoサポートまでお問い合わせください。

ワイルドカードを使用しない場合、サブスクリプションのデータセンターが米国外にあると、これらのホストの一部で変更が必要になることがあります。

ロケーションに基づく変更

PendoサブスクリプションをEU、US1、または日本のデータセンターで管理している場合は、訪問者が各ロケーションに応じてホスト名を更新することが重要です。ご自身のサブスクリプションのデータセンターを確認するには、Pendoにアクセスする際のURLを調べ、eu/us1/jpnのいずれかが含まれているかを確認します。ご自身のサブスクリプションが該当するか不明な場合は、Pendoのアカウント担当者にお問い合わせください。

ワイルドカードを使用する場合は、これらの変更は必要ありません。

元のホスト名 EUのホスト名 US1のホスト名 JPNのホスト名
app.pendo.io app.eu.pendo.io us1.app.pendo.io app.jpn.pendo.io
cdn.pendo.io cdn.eu.pendo.io us1.cdn.pendo.io data.jpn.pendo.io
data.pendo.io data.eu.pendo.io us1.data.pendo.io cdn.jpn.pendo.io

pendo-io-static.storage.googleapis.com

pendo-eu-static.storage.googleapis.com pendo-us1-static.storage.googleapis.com pendo-jp-prod-static.storage.googleapis.com
pendo-static-YOUR_SUB_ID.storage.googleapis.com pendo-eu-static-YOUR_SUB_ID.storage.googleapis.com pendo-us1-static-YOUR_SUB_ID.storage.googleapis.com pendo-jp-prod-static-YOUR_SUB_ID.storage.googleapis.com

portal.pendo.io

portal.eu.pendo.io us1.portal.pendo.io portal.jpn.pendo.io

代替手段としてのCNAME

PendoはCNAMEの設定にも対応しており、すでに組織で承認済みのドメインをPendoドメインのエイリアスとして設定することもできます。この設定の詳細については、PendoのCNAMEを参照してください。

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