Salesforceのデータ値に基づくガイドのターゲット設定

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Salesforce向けPendoツールキット(以下、Salesforceツールキット)のページデータLWC(Page Data LWC)を通じて共有されるパラメータを活用することで、Salesforceのデータ値に基づいて、埋め込みコンテンツを含むPendoガイドを提供できます。これらのパラメータは、Pendo内でタグ付けされたページのイベントプロパティに組み込まれ、その後、ガイドを表示するタイミングの制御に使用できます。

前提条件

ステップ1. Pendoにページイベントプロパティを追加する

ガイドのターゲット設定のためにSalesforceのデータフィールドをPendoにマッピングするには、ページのイベントプロパティが必要です。

  1. [プロダクト(Product)]>[ページ(Pages)]に移動します。
  2. [タグページ(Tag Pages)]の横にある下向き矢印を選択し、[ページのイベントプロパティを管理(Manage Page event properties)]を選択します。
  3. レコードページのURLを入力し、[デザイナーを起動(Launch Designer)]を選択します。これにより、ビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)が開きます。
  4. [イベントプロパティを追加(Add Event Property)]を選択し、小文字、数字、アンダースコアを使用して名前を入力します。
  5. [ソース(Source)]>[標準CSS(Standard CSS)]を選択します。
  6. [CSSセレクター(CSS Selector)]に、.active pendo_one-page-dataを入力します。
  7. [要素の値を選択(Select a value for the element)]というラベルの付いたフィールドに、dataset.を入力し、その後に、SalesforceページデータLWCのデータ属性名を続けて入力します。例えば、dataset.Object_Fieldといった具合です。パッケージ化およびカスタム化したオブジェクトとフィールドについては、フィールド参照にSalesforceの名前空間プレフィックスと、オブジェクトおよびフィールドのサフィックスを含めます。例えば、dataset.Namespace__Object__c__Field__cといった具合です。
  8. [保存]を選択します。
  9. 作成するページのイベントプロパティごとにこのステップを繰り返します。

ステップ2. SalesforceレコードページのURLにページイベントプロパティをタグ付けする

Pendo内で作成したページのイベントプロパティを使用して、SalesforceのレコードページURLをPendo内のページとしてタグ付けします。手順については、ページのイベントプロパティステップ3を参照してください。

ステップ3. ガイドの場所設定にタグ付けされたページを使用する

ビジュアルデザインスタジオの[場所(Location)]タブから、イベントプロパティでタグ付けされたページに基づいてガイドの有効化を設定できます。

  1. Pendoで[ガイド(Guides)]>[ガイド(Guides)]に移動します。
  2. ガイドを見つけて開きます。
  3. [自分のアプリで管理(Manage in My App)]を選択します。れにより、ビジュアルデザインスタジオが開きます。
  4. [コンテナを編集(Edit Container)]ウィンドウで[場所(Location)]タブを開きます。
  5. [場所(Location)]タブ[当該ページのみ(Only on this page)]を選択します。
  6. ステップ2でページのイベントプロパティを使用して作成したページを、[当該ページのみ(Only on this page)]のドロップダウンメニューから選択します。
  7. [コンテナを編集(Edit Container)]ウィンドウの右下にある[完了(Done)]を選択します。
  8. [保存(Save)]を選択し、次に[終了(Exit)]を選択します。
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