セグメントは、アナリティクスのためにユーザーをフィルタリングしたり、ガイドのターゲット設定を行ったりする際にPendo全体で使用されます。セグメントのすべてのルールに一致した訪問者は、そのセグメントがデータのフィルタリングに適用される場合でも、ガイドのターゲット設定に使用される場合でも、そのセグメントに含まれます。この記事では、[セグメント(Segments)] ページでセグメントを管理する方法を説明します。セグメントルールについての詳細は、セグメントを参照してください。
まず、[セグメント]ページにアクセスするには、左側のメニューで[ピープル(People)]>[セグメント(Segments)]を選択します。ここで表示されるセグメントリストは、自身で作成したセグメントと、可視性が[全員(Everyone)]に設定されている他の人が作成したセグメントで構成されています。
新しいセグメントの作成
[セグメント]ページで、ページの右上にある[+新しいセグメントを作成(+ Create New Segment)]を選択してセグメントビルダーを開きます。
セグメントビルダーの左側で、セグメントを簡単に識別できるように名前を入力し、必要に応じて可視性と[訪問者データの選択(Select Visitor Data)]の選択を更新します。このセグメントをガイドのターゲティングに使用する場合は、ガイドの対象セクションを参照して、セグメントにルールを追加し、意図したとおりに使用できることを確認してください。
[ルールを追加(Add Rules)]を選択してセグメント条件を追加し、ページ右下にある[セグメントを作成(Create Segment)]を選択します。
セグメントの作成とセグメントルールに関する詳細なガイドラインについては、セグメントを参照してください。
ガイドのターゲット設定用のセグメントについては、Pendo Academyに掲載している動画をご視聴ください。
検証のためにセグメントを送信する
セグメントを検証することで、そのセグメントが組織の基準に従って品質と正確性が確認されていることがチームに伝わります。これにより、チームメイトが分析を行う際に有用なセグメントを選択することができ、管理者はクリーンで整理された信頼できるデータセットを維持することができます。
検証のためにセグメントを送信すると、リクエストは管理者に送信され、セグメントの確認と検証が行われます。検証リクエストの承認やセグメントの検証取消ができるのは管理者のみです。
セグメントを検証するには、左側メニューの[ピープル(People)]>[セグメント(Segments)]に移動します。任意のセグメントを選択して、セグメントの詳細ペインを開きます。検証ドロップダウンを選択し、次に[検証をリクエスト(Request verification)]を選択します。
注:管理者は、検証のためにセグメントを送信しなくても検証できます。管理者の場合、このオプションは[確認済み(Verified)]」と表示されます。
ポップアップが表示され、この検証リクエストにオプションでメモを追加できるようになります。[リクエストを送信(Send request)]を選択して、このセグメントを検証のために送信します。
セグメントの詳細ペインが更新され、セグメントが検証待ちであることが表示されます。検証ステータスにカーソルを合わせると、検証ステータスに対して最後にアクションを実行したユーザーが表示されます。この場合、あなたが検証をリクエストしたことを示しています。
セグメント検証のリクエストを送信すると、そのリクエストは検証待ちのセグメントのリストに追加され、管理者が確認できます。管理者がセグメントの詳細にアクセスすると、メモが表示され、リクエストを承認または却下することができます。
管理者がリクエストを確認して承認または却下すると、セグメントのステータスは自動的に承認または却下に更新されます。検証ステータスにマウスを合わせると、誰がリクエストに対してアクションしたかを確認できます。
保留中のセグメントリクエストは、そのリクエストを送信したユーザーまたは適格な権限を持つチームメンバーがキャンセルできます。
保留中のセグメントリクエストをキャンセルするには、セグメント詳細ペインに移動し、[使用者(Used by)]タブを選択し、次に[リクエストをキャンセル(Cancel request)]を選択します。
確認のポップアップが表示されます。[リクエストをキャンセル(Cancel request)]を選択して、プロセスを完了させ、キャンセルします
セグメントリストを絞り込む
[セグメント]ページのセグメントリストの各行では、以下を確認できます。
- セグメント名
- セグメントの最終更新日
- セグメントの作成者
- セグメントルールのプレビュー
作成したセグメントのみを表示するには、 [セグメント]ヘッダーのドロップダウンメニューを開き、[自分が作成(Created by me)]を選択します。
テーブル内のスターアイコンを使用してセグメントをお気に入りに追加することもできます。その後、ページ上部のスターフィルターを使用すると、お気に入りのセグメントのみが表示されます。Pendo全体にセグメントを適用すると、お気に入りのセグメントがフィルターリストの一番上にアルファベット順に表示されます。
検索バーを使用すると、目的のセグメントを見つけられます。検索クエリを入力すると、テーブルの結果が更新され、クエリに一致するセグメントが表示されます。
セグメントリストをエクスポートする
オフライン分析や他のユーザーとの共有用にセグメントデータをダウンロードする場合は、セグメントのリストをCSVファイルとしてエクスポートできます。表の右上にある[CSVのダウンロード(Download CSV)] アイコンを選択します。CSVファイルには、現在の表に表示されているすべてのデータが含まれます。
セグメントの詳細を表示する
セグメントリストでいずれかのセグメント名を選択すると、右側のパネルが開き、セグメントの詳細が表示されます。
右側のパネルの上部から、いくつかのアクションを利用できます。
- お気に入り(Favorite):スターアイコンを使用して、表示しているセグメントをお気に入りとしてマークします。
- CSVをダウンロード(Download CSV):表示しているセグメントの対象となるすべての訪問者のリストを、各訪問者に必要なメタデータを含めてエクスポートします。
- 複製(Duplicate):表示しているセグメントのコピーを作成します。
- 削除(Delete):表示しているセグメントを削除します。
- 終了(Exit):サイドパネルを閉じて表示しているセグメントの詳細を終了し、[セグメント]テーブルに戻ります。
アクションの下には、セグメントの名前、作成者、対象となる訪問者の総数(ガイドのターゲティングの対象かどうか)、表示しているセグメントのルールを変更するための[セグメントを編集(Edit Segment)]オプションが表示されます。
このパネルにも、以下の3つのタブがあります。
- 概要(Overview):説明とすべてのセグメントルールが含まれます。
- 対象となる訪問者(Eligible Visitors):そのセグメントに含まれる訪問者の総数と各訪問者ID。このリストでは、最大250人の訪問者を表示できます。対象となるすべての訪問者を表示するには、パネルの上部にある[CSVをダウンロード(Download CSV)]を選択します。
- 使用(Used by):レポートやガイドなど、Pendoで現在セグメントが使用されている依存関係。
セグメントをエクスポートする
セグメント内の訪問者の完全なリストをエクスポートするには、右側のパネルのセグメントの詳細の上部にある[CSVをダウンロード]を選択します。
CSVに追加するメタデータを追加し、[CSVを生成(Generate CSV)]を選択します。
セグメントの編集
既存のセグメントを編集するには、セグメントリストからセグメントを開き、[セグメントを編集(Edit Segment)]を選択してセグメントルールを変更し、変更を保存します。
また、セグメントフィルターのドロップダウンリストを開き、セグメント名の横にある編集アイコンを選択して、任意のPendoページからセグメントを編集することもできます。必要に応じてセグメントルールを変更し、変更を保存してください。
セグメントの削除
セグメントを削除するには、テーブル内の1つ以上のセグメントの隣にあるチェックボックスをオンにして、[削除]を選択します。
これにより、確認画面と依存関係の一覧が表示されます。また、そのセグメントが既存のレポートやガイドで使用されているかどうかも表示されます。削除を確定するには、[セグメントを削除(Delete Segment)]を選択します。
ガイドのターゲット設定用のセグメントについては、Pendo Academyに掲載している動画をご視聴ください。