Pendoダッシュボードで戦略性を高める

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プロダクト組織は、プロダクト体験を向上させるために、シンプルかつ行動重視のアナリティクスを提供する必要があります。Pendoダッシュボードは、貴重なインサイトにアクセスし、データやユーザーの行動に基づくプロダクトの意思決定を促進するためのシームレスな方法を提供します。

この記事では、主要なダッシュボードウィジェットを活用し、ダッシュボードビューを共有することでチームの価値を高める方法について説明します。

ダッシュボードを最大限に活用する

まず、オーディエンスにとって重要な情報を把握することから始めましょう。たとえば、プロダクトリーダーにとっての興味の対象は、データアナリストやプロダクトマネージャーとは異なります。ペルソナごとに固有のダッシュボードを作成し、適切なチーム内で共有しましょう。

何から始めたらよいかわからない場合は、人気のあるダッシュボードウィジェットを確認し、各ウィジェットが意思決定に与える影響について考えてみてください。

ウィジェット名 使用 主なバリュードライバー
初回使用までの時間(Time to First Use) このウィジェットは、オンボーディング体験が新規ユーザーをどのように価値に導くかを明示します。新規ユーザーに良い習慣を身につけてもらうことは、プロダクト体験にとって欠かせないため、早い段階でユーザーをプラットフォームの価値へと誘導する必要があります。ユーザーのイベントへの移動に時間がかかるようであれば、新規ユーザーを直接誘導するガイドを作成するか、コアとなるエリアを強調するようUIを変更することを検討してください。

オンボーディングの効果測定

Time to value(価値実現までの時間)

機能の定着化 このウィジェットを使用すると、訪問者が最も使用するプロダクトエリアに開発リソースを投資しているかどうかを検証できます。リソースを投入したエリアが、ユーザーエンゲージメントを獲得しているプロダクトエリアと合致しているかどうかを評価することで、戦略的なアプローチをとることができます。プロダクトマネージャーは、ユーザーが今いるエリアで価値を提供することを望む場合が多いため、このウィジェットは今後の機能強化の方向性を示すことに役立ちます。

機能のROIに対する信頼性

ユーザージャーニーを把握する

粘着性指標 粘着性指標は、プロダクト体験がユーザーにプラットフォームの使用を継続させるのにどの程度効果的であるかを測定します。プロダクトチームはこの指標を活用して、新規ユーザーのオンボーディング体験が、アプリケーションの使用を継続させる習慣をどのように形作るかを把握する必要があります。さらに、この指標は、拡大の可能性や解約リスクのあるアカウントの行動の変動を認識することにも役立ちます。

オンボーディングの効果測定

リスクのある集団の特定

エリア別プロダクトリクエスト(フィードバック) ユーザーの声はすべてのプロダクト組織にとって重要です。プロダクトエリア別の機能リクエストを把握することは、チームがユーザー層のニーズを理解するのに役立ちます。プロダクトフィードバックと基礎的なアナリティクスを活用することで、チームがプロダクトの将来のために投資すべきエリアを検証できます。明確な方向性を持つことで、プロダクト体験全体をより機敏に向上させることができます。

ユーザーの声の反映とイノベーションの迅速化

 

次のステップ

上記のウィジェットや、すぐに使用できるダッシュボード指標のライブラリを、ぜひあなたのチームでご活用ください。チームが情報に簡単にアクセスし、Pendoアナリティクスの価値を理解できるよう、複数のダッシュボードテンプレートを作成してみてください。

ダッシュボードの詳細については、ダッシュボードおよびダッシュボードウィジェットを参照してください。

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