マルチステップガイドは、新しいユーザーのオンボーディングや新しいフィーチャーセットの導入に活用できます。ガイドの作成およびデプロイ後、[ガイドの詳細(Guide Details)]ページを開くと、ユーザーのガイドやステップの利用状況を詳細に確認することができます。
新規ユーザーのオンボーディングで推奨される方法は、流れに沿ったツアーを提供し、アプリを初めて使用する際に重要な機能を説明することです。
ライトボックスとツールチップのステップを組み合わせて、アプリに合ったツアーを作ることができます。
マルチステップガイドを作成するためのベストプラクティス
- 5ステップ以内のガイドを作成することをお勧めします。これは制限ではありませんが、ユーザーが興味を失ったり、ユーザーを圧倒したりすることなく、注意力が続く範囲内に収めるためのベストプラクティスとして推奨しています。
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簡潔さが成功の秘訣です。
- マルチステップのライトボックスでは、ビジュアルで意図を説明しましょう。
- ツールチップでは、短い文を使用しましょう。
- 新規ユーザーには、アプリの導入前にフルスクリーンのガイドを表示します。これにより、開始前にユーザーを引きつけることができます。
- 各ガイドステップでは、スムーズな視覚体験のために、類似したブランディング(同じ背景色、フォントスタイル、ボタンスタイルなど)を使用することをお勧めします。
- ガイドのいずれかのステップでツールチップを使用する場合は、ユーザーにガイドをデプロイする前に、実際のデバイスでテストしてください。
- ユーザーにツアーのオプトアウトを許可するかどうかを決定します。
- 新機能の発表では、最後のステップで(アプリのディープリンクを介して)新機能のページに直接誘導できます。
要件
PendoモバイルSDKのインストール後、Pendoユーザーは、ビジュアルデザインスタジオでガイドを作成するために、以下の2つの権限のうちいずれかが必要になります。
- Pendo管理者権限
- 最低でも以下を実施できるPendoユーザー権限
- レイアウトからガイドを作成する
- 公開されたガイドを管理する
- ガイドとレイアウトを最初から作成する
ガイドを作成する
- ビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)で、既存のガイドの編集または新規ガイドの作成を行います。
- [ステップを表示(View Steps)]ドロワーを開いて[ステップを追加(Add Step)]を選択します。
- ライトボックスの場合、次のステップに進むための[次のステップ(Next Step)]アクション、または戻るための[前のステップ(Previous Step)]アクションを含むボタンを追加することができます。
- [ステップに移動(Go To Step)]を選択し、移動先のステップを定義します。ツールチップのステップでは、次のステップが存在する場合、自動的に次のステップに進みます。
- ツールチップに背景が含まれていない場合、ユーザーがアプリケーションの画面をクリックすると、ツールチップが閉じて次のステップに進みます
- ツールチップに視覚的な背景があり、ターゲット要素が背景の上に表示されている場合、ユーザーがターゲット要素をタップするとツアーが進みます(画面上の他の場所をタップしても何も起こりません)。
ガイドは、公開前に必ずお使いのデバイスでテストしてください。[テスト(Test)]を選択してガイド全体をテストします。
よくある質問
マルチステップガイドをフルスクリーンのステップのみで作成できますか?
Pendoのマルチステップサポートでは、以下のビデオのように、一連のライトボックスやフルスクリーンのステップで構成されたツアーを作成することができます。できあがったガイドは、モバイルでの一般的なオンボード方法である「カルーセル」に似ています。ただし、いくつかの重要な点で従来のカルーセルとは異なっています。
- このマルチステップガイドでは、各ステップが独立しており、それぞれに入口と出口のアニメーションがあるため、ユーザーにはガイドステップの間に一時停止する場合があります。
- ステップ間の移動は、スワイプ操作ではなく、ガイドボタンで行います。
- ガイドボタンの配置はガイド要素を基準にしているため、ボタンが画面の下に「べったり」とくっついてしまうことはありません。