使用状況データ内のボットアクティビティ

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Pendoは通常、プロダクトの使用状況アナリティクスに不要なデータが混じらないよう、排除リストを使用することを推奨しています。ただし現時点では、明確にボットのアクティビティを指定して除外する包括的な方法はありません。

この記事では、使用状況データからボットを除外するときに考慮したほうがよい事柄を共有します。

除外リスト

サブスクリプションの除外リストに項目を追加すると、イベントの収集とガイドの表示は継続されつつ、Pendoの[除外されたアカウントと訪問者(Excluded Accounts & Visitors)]セグメントに表示されるイベントのみ除外されるようになります。

  • IPアドレスで除外:ボットのアクティビティが特定のIPアドレスからのものであることがわかっている場合は、そのアドレスを除外リストに追加します。
  • 訪問者IDまたはアカウントIDで除外:特定の訪問者(またはアカウント)で異常なイベント数が特に多く、それがボットであると疑われる場合は、その訪問者ID(またはアカウントIDs)を除外リストに追加します。この場合、特定の訪問者ID(またはアカウントIDs)の別のパターンも除外できるよう、可能であればワイルドカード(*)を使用することをお勧めします。

「処理禁止」としてマークする

特定の訪問者またはアカウントがボットであると疑われる場合は、それらの訪問者またはアカウントを処理禁止(GDPR)としてマークできます。これにより、Pendoはその訪問者またはアカウントのイベントの収集と、その訪問者またはアカウントへのガイドの表示を停止します。

各レコードの処理禁止(GDPR)フラグは、[訪問者の詳細情報(Visitor Details)]ページおよび[アカウント詳細(Account Details)]ページの[詳細(Details)]セクションで変更できます。

Engage_VisitorDetails_DoNotProcess.png

このフラグはAPIを使って有効化することも可能です。詳しくは、 APIの資料をご覧ください。

条件付きの初期化

使用するアプリケーションで、訪問者がボットである可能性を認識できる場合、条件付きロジックをPendoのコードに追加して、Pendoが初期化(オンにしてデータ収集とガイドの表示を開始する)を実施するかどうかを決定できるようにすることができます。詳しくは、 条件付きでPendoを初期化するをご覧ください。

機能リクエストの送信または投票

Pendo Feedbackリクエストを新しく作成して、使用状況データからボットアクティビティを除外するためのより包括的な方法をリクエストできます。また、すでに同様のリクエストがある場合、そのリクエストに投票することもできます。詳しくは、Pendoにプロダクトに関するフィードバックを送信するをご覧ください。

 

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