PendoとZendeskメッセージングとのインテグレーションにより、お客様のアプリケーションのリソースセンターで、チャット機能をモジュールとして提供できるようになりました。
Zendeskメッセージングは、ZendeskチャットとZendeskヘルプセンターの両方に対して優先されます。なお、ZendeskチャットまたはZendeskヘルプセンターの他のリソースセンターのインテグレーションと並行して、Zendeskメッセージングとのインテグレーションを使用することはできません。
前提条件
- 公開済みのPendoリソースセンター
- Pendoアカウントの管理者権限
- Zendeskアカウントの管理者権限
セットアッププロセス
ZendeskメッセージングとPendoリソースセンターとのインテグレーションの設定は、以下の手順で実施します。
ウェブアプリケーションのソースコードにZendeskウェブウィジェットをインストールし(ステップ 1)、PendoインテグレーションカタログからPendoリソースセンターのZendeskメッセージングを有効にしたら(ステップ 2)、リソースセンターにZendeskメッセージングをモジュールとして追加し(ステップ 3)、公開できます(ステップ 4)。
ステップ 1. Zendeskウェブウィジェットスニペットをアプリのコードにコピーする
Zendeskウェブウィジェットスニペットをウェブアプリケーションのソースコードにコピーします。
- Zendeskで、 [インストール(Installation)] ] > [チャネル(Channels)]>[メッセージングとソーシャル(Messaging and social)]>[メッセージング(Messaging)]に移動します。
- Zendeskウェブウィジェットがインストールされている場合は、[メッセージングをオンにする(Turn on messaging)]を選択します。
- Zendeskウィジェットをカスタマイズします。
- [スタイル(Style)]>[フレーム(Frame)]>[位置(Position)]でウィジェットの位置を設定します。
- ランチャータイプを[カスタムランチャー(Custom Launcher)]に設定します。デフォルトのZendeskランチャーが表示されないようにするために、これが推奨されています。
- Zendeskのスニペットをコピーして、アプリケーションの一般的なHTMLテンプレートに追加します。HTMLテンプレートの詳細については、Pendoインストールの計画を参照してください。
ステップ 2. Zendeskメッセージングをリソースセンターに追加する
PendoサブスクリプションのZendeskメッセージングのインテグレーションを有効にして、リソースセンターにモジュールオプションとして表示されるようにします。
- Pendoで、[設定(Settings)]>[インテグレーション(Integrations)]に移動します。
- [Zendesk]タイルを見つけて開きます。画面右側にパネルが表示されます。
- [ステージング設定(Staging Setup)]タブを開き、[ステータス(Status)]をオンに切り替えます。
- Zendeskメッセージングモジュールの名前と説明を入力します。
- [保存(Save)]を選択して続行します。リソースセンターにモジュールを公開するかどうかを尋ねるウィンドウが表示されます。
- [公開(Publish)]を選択し、[クリックして終了(Click to Finish)]を選択します。
ステップ3. リソースセンターを構成する
Zendeskメッセージングをリソースセンターにモジュールとして追加し、テストします。セグメントを[全員(Everyone)](デフォルト)から特定のユーザーに変更することもできます。
[ガイド(Guides)]>[リソースセンター(Resource Center)]で、リソースセンターのドラフトにマウスポインタを合わせます。Zendeskメッセージングは、このドラフト内のモジュールである必要があります。表示されていない場合は、[モジュールを追加(Add Module)]を選択し、[Zendeskメッセージング]オプションを選択します。Zendeskインテグレーションをインストールしていない場合は、[インテグレーションを追加(Add Integrations)]を選択し、この記事のステップ 2の指示に従ってください。
必要に応じて、 [ステージングへプッシュ(Push to Staging)]の横にある[自分のアプリで管理(Manage in My App)]を選択して、リソースセンターでモジュールを並べ替えることもできます。
リソースセンターでモジュールの編集が完了したら、[ステージングへプッシュ]を選択します。これにより、本番環境にプッシュする前に、新しいリソースセンターを確認し、ステージング環境でインテグレーションをテストできます。
ステップ4. リソースセンターを公開する
新しく構成したリソースセンターを本番環境に昇格させます。
- 新しいリソースセンターをテストしたら、[本番環境へプッシュ(Push to Production)]を選択します。
- アプリケーションに移動してリソースセンターを開き、Zendeskメッセージングモジュールが公開されているリソースセンターで利用できるようになったことを確認します。