React Nativeフレームワークで作成されたモバイルアプリでは、PendoモバイルSDKを使用して、以下のことができます。
- トラックイベントによる使用状況の収集と分析
- ユーザーがアプリを起動したときや、トラックイベントによってアクティブ化される、シングルライトボックスまたはマルチステップライトボックスのガイドの作成と公開
Pendoは、サポートされているナビゲーションライブラリのReact Nativeアプリケーションのノーコードトラッキングをサポートしています。遡及的アナリティクスが可能で、ツールチップを除くすべてのガイドタイプの使用、およびすべてのガイドアクティベーション方法をサポートするノーコードアナリティクスをサポートしているバージョンを確認してください。トラックイベントを使用すると、アプリ内のあらゆるイベントを報告できます。ユーザーのステータスの変更、「サーバーが利用できない」などの例外条件、重要なビジネストランザクションやユーザーが実行したアクション、アナリティクスを収集するときのボタンのクリックやページビューなどが、報告するイベントとなります。
前提条件
サブスクリプションがモバイルで有効になっている必要があります。[サブスクリプション設定(Subscription Settings)]>[アプリケーション(Applications)]に移動し、[アプリを追加(Add App)]を選択すると、モバイルアプリのオプションが表示されます。
詳しくはこちら
- Pendoのサブスクリプション内でモバイルアプリを作成する。
- 開発者と協力して、React Nativeアプリ用の PendoモバイルSDKをインストールする。
利用可能なインサイト
トラックイベントを使用するReact Nativeアプリは、以下をサポートします。
- トラックイベントアナリティクス(特定の[トラックイベント(Track Events)]ページでは、ユーザーやアカウントのアナリティクス、使用量の合計、時間経過による使用量を確認できます)
- パスとファネル(トラックイベント経由)
- データエクスプローラー、トレンド(トラックイベント経由)
- 定着率の分析(トラックイベント経由)
- 訪問者とアカウントのアナリティクス
- アプリケーションの滞在時間(トラックイベントに基づく)
- ページ閲覧数/ボタンのクリック数に関連しないダッシュボードウィジェット
- ガイドまたは分析を目的とした、作成した任意のセグメントでのトラックイベントアナリティクスの使用
ページとフィーチャーの追跡
追跡を行うには、以下のAPIを使用して、ページ閲覧数やフィーチャーのクリックなどアプリの重要なイベントをトレースします。画面やフィーチャーのアクティビティに以下のコールを追加します。
PendoSDK.track("EVENT_NAME",{'KEY1':'VALUE1','KEY2':'VALUE2',...})}}
たとえば、「order_form」ページでクリックされた「submit」というフィーチャーを追跡するには、以下を使用します。
訪問者とアカウントの追跡
トラックイベントの命名規則
Pendo UI内で、トラックイベントの名前を変更することができます。トラックイベント名がコード内で変更された場合、Pendoでは新しい別のイベントとして表示されます。トラックイベントの命名について詳しくは、トラックイベントの設定を参照してください。
ガイドでReact Nativeを使用する
React Nativeは、次のガイドタイプとガイドアクティベーション方法をサポートしています。
- ガイドタイプ:React Nativeアプリケーションでは、モバイルガイドや投票とアンケート調査を利用できます。カスタムルーターを使用するReact Nativeアプリケーションでは、現時点ではツールチップを利用できません。
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ガイドのアクティベーション:次の場合に、React Nativeアプリでガイドを表示できます。
- アプリケーションの起動
- トラックイベント
- トラックイベント + 特定のトラックイベントプロパティ値
ガイドを起動する可能性のある場所に、アプリのトラックイベントを追加します。