顧客がアプリケーションを通じてリクエストを提出できるように、顧客に向けてFeedbackをリリースすることができます。 顧客がアプリケーションからリクエストを送信できるようにするには、さまざまな方法があります。
- ポータル(デフォルトビュー):アプリケーションに追加したリンクやボタンでアクセスできるFeedbackの全画面表示。
- ウィジェットビュー。アプリケーションの右側にあるタブで、スライドするサイドパネルから訪問者にリクエストの送信を促します。
- リソースセンター:サポートチャネル、ナレッジベースなどと同様に設置されるリソースセンターのモジュール。
- Intercom:Intercomメッセンジャーに埋め込まれたFeedback、もしくは訪問者がリクエストを入力した際にFeedbackのリンクを送信するように設定されたアンサーボット。
顧客にFeedbackをリリースする方法と、フィードバックを提供するためのオプションの設定方法については、顧客にFeedbackへのアクセスを許可するを参照してください。
ポータル(デフォルトビュー)
Feedbackのポータルビューでは社内ビューと同様に、訪問者もFeedbackを全画面表示できますが、左側のナビゲーションのオプションは少なくなります。訪問者には、以下が表示されます。
- ダッシュボードでは、提案の作成、最新情報の確認、優先順位の確認、他のユーザーからの提案の確認ができます。これは、社内ビューのベンダーダッシュボードとは異なります。
- プロダクトリリースページでは、ステータスが[リリース済み(Released)]であるリクエストのログと、リリースされてからの経過期間が表示されます。
- [今後の予定]ページは、計画中、開発中のものをユーザーに表示するページです。このレポートを表示するには、Feedback設定で[今後の予定]の可視性を[訪問者とチーム(Visitors and Team)]もしくは[ウェブで公開(Public on the Web)] に設定する必要があります。管理者は、[レポート]>[今後の予定]でこのリストをカスタマイズできます。
プロダクトが複雑な場合、訪問者が、デザインや統合性など、アプリケーションのさまざまな側面に基づいてフィードバックを見たいと思うかもしれません。訪問者は、ダッシュボードに表示されるリクエストを、アプリおよびプロダクトエリアフィルターを使用してプロダクトの特定の部分に絞り込むことができます。
アプリに組み込まれたリンクやボタンを使って、顧客がポータルからFeedbackにアクセスできるようにすることができます。手順については、顧客にFeedbackへのアクセスを許可するを参照してください。次の例では、エンドユーザーは[オプション(Options)]ドロップダウンメニューの[プロダクトフィードバック(Product Feedback)]リンクからポータル(全画面表示)にアクセスします。このオプションを選択すると、設定方法に応じて、同じページまたは新しいページでFeedbackポータルが開きます。
デフォルトでは、このポータルのURLはfeedback.pendo.ioと表示されますが、これをカスタマイズすることができます。詳しくは、Feedbackのブランディングと外観をご覧ください。
ウィジェットビュー
ウィジェットビューでは、スライドアウトで表示されるタブとしてFeedbackをアプリケーションに組み込みます。これにより、ユーザーは次のことができます。
- リクエストフォームからの提案の作成。
- リリース済みのものの閲覧。
- 他の人の提案の確認と投票。
- 優先順位の表示。
デフォルトのタブはアプリケーションの右側にあり、「リクエストを提案」と表示されます。このタブの場所、色、および文言を変更できます。独自のカスタムリンクまたはボタンを使用してウィジェットを開くこともできます。詳細については、顧客にFeedbackへのアクセスを許可するを参照してください。
訪問者がこのタブを開くと、Feedbackがスライドアウトで表示されます。ここから、顧客は新しいリクエストの追加や、既存のフィードバックとのやり取りができます。また、右上の最大化アイコンでポータルビューに切り替えることもできます。
リソースセンター
Feedbackは、リソースセンターの他のオプションと一緒にモジュールとして追加することができます。リソースセンターは、訪問者がプロダクトに関する質問を行ったり、訪問者同士でコミュニケーションをとったりするための場所です。また、セグメントを使用して、特定のユーザーグループのFeedbackモジュールを対象にすることもできます。手順については、リソースセンターセクション(顧客にFeedbackへのアクセスを許可するの記事内)を参照してください。
有効にすると、アプリケーションの右下にリソースセンターが表示されます。リソースセンター内のFeedbackモジュールを選択すると、Feedbackリクエストフォームまたはリソースセンター内の訪問者ダッシュボードのいずれかが開きます。
Intercom
Intercomインテグレーションにより、収集するフィードバックの量と質を高め、プロダクト開発プロセスに透明性を持たせ、顧客体験を向上させることができます。Intercomをインテグレーションとして設定する方法については、顧客にFeedbackへのアクセスを許可するのIntercomのセクションを参照してください。
IntercomとFeedbackのインテグレーションにより、顧客は会話を中断することなくフィードバックを提供できます。顧客はFeedbackダッシュボードに移動してリクエストを閲覧したり、優先順位を更新したりすることができます。
Intercomを介してPendo Feedbackを提供するには、次のオプションがあります。
- Intercomメッセンジャーのホーム画面へFeedbackボタンを埋め込む。
- アンサーボット(Answer Bot)を使ってフィードバック収集を自動化する。
- 顧客にFeedbackリンクを手動で送信する。
- 顧客を既存のリクエストにリダイレクトする。
Feedbackボタン
Feedbackボタンは[新しい会話(New conversation)]ボタンのすぐ下に設置され、プロダクトフィードバックを<貴社>に送ることを顧客に呼びかけます。顧客がこのオプションを選択すると、Feedbackダッシュボードが表示され、リクエストを閲覧したり、優先順位を更新したりすることができます。
FeedbackリンクをIntercomメッセンジャーのホーム画面にボタンとして追加する方法については、顧客にFeedbackへのアクセスを許可するのIntercomのセクションを参照してください。
アンサーボット(Answer Bot)
アンサーボット(Answer Bot)は、「アイデアがある」など顧客がリクエストのようなものを入力すると、Feedbackリンクを送信するように設定できます。アンサーボットの設定方法については、顧客にFeedbackへのアクセスを許可するのIntercomのセクションを参照してください。
Feedbackリンクを手動で送信する
リクエストフォームにアクセスできるボタンを顧客に送信できます。Feedbackリンクを会話内のボタンとして送信できるようにするためのIntercomインテグレーションの設定方法については、顧客にFeedbackへのアクセスを許可するのIntercomのセクションを参照してください。
Feedbackリンクを送信するには、チャットウィンドウの下部にある[Feedbackアプリ(Feedback apps)]ボタンを選択し、[顧客にリクエストの送信を依頼する(Ask customer to submit request)]] を選択します。
顧客を既存のリクエストにリダイレクトする
会話に関連する既存のリクエストを顧客に送ることができます。このリクエストは、顧客が開いて見ることができるように、Intercomのチャットウィジェットに表示されます。その後、顧客はそのリクエストに投票したり、コメントしたりできます。ここから、顧客はFeedbackダッシュボードに移動して、リクエストを閲覧したり、優先順位を更新したりすることもできます。
会話中に既存のリクエストを送信できるようにするためのIntercomインテグレーションの設定方法については、 顧客にFeedbackへのアクセスを許可するのIntercomのセクションを参照してください。
顧客を既存のリクエストにリダイレクトするには、チャットウィンドウの下部にある[Feedbackアプリ(Feedback apps)]ボタンを選択し、[リクエストの検索(Search for a request)]を選択します。検索ボックスで、送信するリクエストを見つけて選択します。