Pendo Feedbackの設定

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この記事では、Pendo Feedbackの設定の概要を説明し、必要に応じて詳細な手順へのリンクを掲載します。

Feedbackの設定ページにアクセスするには、[Pendoプロダクト(Pendo Products)]> [Feedback]からPendo Feedbackにサインインし、左側のナビゲーションから [設定(Settings)]>[プロダクト設定(Product Settings)]を選択します。

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一般設定

[一般(General)]には、次のような設定があります。

サブスクリプション名

これは、契約しているPendoのサブスクリプション名であり、通常は会社のアカウント名と同一です。Feedbackウィジェットを利用している訪問者には、このサブスクリプション名が表示されます。この表示名は、Pendoのメインの[設定(Settings)]ページにある[サブスクリプション設定(Subscription Settings)]で変更できます。

この表示名を変更する方法については、 Feedbackのブランディングと外観を参照してください。

アカウント情報の表示

アプリ全体でアカウントを表示する場合、次の情報を表示するかどうかを選択します。

  • アカウント名:FeedbackのUIに表示される名前。FeedbackアカウントがSalesforceアカウントにリンクされている場合、表示名には代わりにSalesforceアカウント名が使用されます。
  • アカウントID:組織の一意の識別子。
  • アカウントエイリアス:類似したアカウント(表示) 名を持つアカウントを区別するために使用されます。

「今後の予定」の表示範囲

表示範囲のオプションには、[チームのみ(Team Only)][訪問者とチーム(Visitors and Team)]、もしくは[ウェブで公開(Public on the Web)]があります。

今後の予定(What's Coming)レポートを多くの人と共有すると、ロードマップ全体を共有しなくても、プロダクトの開発プロセスに透明性を持たせることができます。

訪問者名の非表示

Feedbackで訪問者の名前を非表示にすると、訪問者が互いに匿名になり、誰が何を要求したかをわからないようになります。訪問者は「user」で始まり、その後に文字列が続く匿名IDで表されます(例:User-abcd1234)。

この設定は訪問者にのみ適用されます。チームには引き続き訪問者の名前が表示され、チームメンバーの名前も引き続き表示されます。

訪問者への投票数の表示

訪問者が、表示されている各リクエストの投票数を確認できるようになります。

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タイムスタンプの訪問者への非表示(推奨)

リクエストやコメントがいつ作成されたかを訪問者に非表示にできます。この設定は訪問者にのみ適用されます。チームにはタイムスタンプが表示されます。

現在取り組んでいることに集中できるように、タイムスタンプの訪問者への非表示をオンにすることをお勧めします。Pendo Feedbackを、必要に応じて使用できるデータのライブラリと考えてください。タイムスタンプを非表示にすることで、社内ユーザーやお客様の間にこの考え方を浸透させることができます。

リクエストのモデレーション

レビューされていないリクエストを非表示にします。この設定は訪問者にのみ適用されます。チームは、すべてのリクエストを見ることができます。訪問者はレビューされていないリクエストも見ることができます。詳細については、リクエストのモデレーションを参照してください。

新しい訪問者リクエストの無効化

訪問者が新しいリクエストを作成できなくなります。訪問者は既存のリクエストに対して、引き続き投票、優先順位付け、およびコメントを行うことができます。この設定は訪問者にのみ適用されます。チームは引き続き新しいリクエストを送信できます。

デフォルトでコメントを非公開

チームメンバーによるコメントを訪問者に対して非表示にすることができます。

デフォルトでリクエストを非公開

新規の社内リクエストを訪問者に対して非表示にします。Pendo FeedbackでSalesfoceインテグレーションを有効にしている場合、最新のSalesforceパッケージをインストールすることで、Salesforceアカウント内で同じ機能を利用できるようになります。

ブランディングと外観

[ブランディングと外観(Branding and Appearance)]には、次のような設定があります。

  • アプリロゴ:アプリのヘッダーや訪問者に送信するメールに表示されるロゴを変更します。これはPendo Feedbackのロゴを置き換えるものです。
  • アプリアイコン: ウェブブラウザーのタブでページタイトルの横に表示されるアイコンを変更します。これは32x32ピクセルのPNGファイルである必要があります。
  • 色:アプリ全体のサイドバーと第1ボタンの色をカスタマイズします。
  • プレビュー:[変更を保存(Save Changes)]を選択する前に、変更内容がどのように表示されるかを確認します。

これらの設定以外の、Pendo Feedbackのブランディングと外観や見た目のオプションの詳細については、Feedbackのブランディングと外観を参照してください。

訪問者ビュー

訪問者ビューでは、訪問者がPendo Feedbackをデフォルトのポータル(全画面)表示か、オプションのウィジェット表示のどちらで見るかを選択することができます。これらのオプションの詳細については、Pendo Feedbackの顧客ビュー(顧客向け表示)、および顧客にFeedbackへのアクセスを許可するを参照してください。

言語

言語設定では、社内ユーザーや訪問者が使用できる言語を選択したり、Pendo Feedbackのデフォルト言語を選択したりすることが可能です。

チームの管理

[チームの管理(Manage Team)]で、Pendo Feedbackでの役割を追加したり編集したりできます。役割は、チームメンバーに割り当てることができる権限のセットです。

[チームの管理]>[Feedbackでの役割と権限(Roles and Permissions in Feedback)]で役割とデフォルトの権限レベルを確認します。[役割の管理(Manage Roles)]を選択して、利用可能な役割を確認し、新しい役割を追加します。役割の名前を開くと、その役割が持つ権限が表示され、必要に応じて編集することができます。

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Feedbackのインストール

Feedbackのインストールでは、メインのPendo設定ページへのリンクが表示され、ベンダーIDやシークレットキーなどのインテグレーション設定を確認することができます。詳しくは、Feedbackのインストールに関する開発者向けガイドをご覧ください。

インテグレーション

[インテグレーション(Integrations)]には、 Pendoのサードパーティーインテグレーション(Salesforce、Zapier、Pendo Resource Center、Intercomなど)が表示されます。ここで認証や接続のテストを行うことができます。

メールとホワイトラベル

デフォルトでは、訪問者やチームへのメール通知はno-reply.pendo.ioから送信されます。[メールとホワイトラベル(Email and Whitelabel)]では、メールアドレスをカスタマイズできます。詳しくは、Feedbackのブランディングと外観をご覧ください。

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カスタムレスポンス

リクエストのステータスを更新する際に、リクエストの移行を伝えるためのオプションがあらかじめ入力されています。これらを独自のメッセージに置き換えることで、なぜそのような決定をしたのか、それが訪問者にとってどのような意味を持つのかを伝えることができます。[カスタムレスポンス(Custom Responses)]では、次の2つの設定を使用できます。

  • デフォルトレスポンスの非表示:リクエストのステータスの更新時のみ、カスタムレスポンスを表示します。カスタムレスポンスがない場合は、デフォルトのレスポンスが表示されます。
  • カスタムレスポンスの作成。リクエストのステータスを変更したときに訪問者に表示されるデフォルトのレスポンスの代わりに使用する、独自の保存済みカスタムレスポンスを作成します。詳細については、カスタムレスポンスをご覧ください。

ヒント:[フィードバック待ち(Awaiting Feedback)]に設定したカスタムメッセージにプロダクトフィードバックポリシーを記載することをお勧めします。これにより、プロダクトフィードバックの取り組みを訪問者やチームと簡単に共有することができます。

リクエストステータスのカスタマイズ

[リクエストステータスのカスタマイズ(Custom Request Statuses)]で、リクエストワークフローで使用されるステータスの名前を編集します。ステータスはお客様向けのものです。名前を編集しても、各ステータスにリンクされた機能には影響しません。詳細については、ステータス名のカスタマイズを参照してください。

アプリ

Feedbackは複数のアプリにインストールすることができます。 [アプリ(Apps)]設定の[Pendoの設定(Pendo Settings)]で、複数のアプリを追加することができます。詳細については、マルチアプリサブスクリプションの記事を参照してください。

プロダクトエリア

[プロダクトエリア(Product Areas)]は、FeedbackのデータをUI内の場所別に整理するのに役立ちます。[プロダクトエリア]設定の [Pendoの設定(Pendo Settings)]で、プロダクトエリアの編集や作成が可能です。詳細については、プロダクトエリアの記事を参照してください。

リクエストフォームのカスタマイズ

[リクエストフォームのカスタマイズ(Customize Request Form)]で、訪問者やチームがリクエストに使用するフォームをカスタマイズできます。ここでは、最も関連性の高い情報を収集できるように、質問を編集できます。詳細については、リクエストフォームのカスタマイズを参照してください。

ログイン方法

[ログイン方法(Login Methods)]には、チームのデフォルトのサインイン方法と、訪問者のウィジェットのSSOが表示されます。チームと訪問者のシングルサインオン(SSO)の設定については、SAMLシングルサインオン(SSO)の概要を参照してください。

API アクセス

[API アクセス(API Access)]を使用して、Salesforceなどの他のアプリとのインテグレーションに必要なAPIキーの検索や作成ができます。

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