リクエスト、投票調査、および優先順位付け

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この記事では、Pendo Feedbackのプロビジョニング方法に応じて、貴社と貴社の顧客がプロダクトやアプリケーションのリクエストを提出したり、既存のリクエストに対する関心度を登録したりするために使用するUIと機能の概要を説明します。

Pendo Feedbackを顧客に提供するためのさまざまなオプションについては、顧客にFeedbackへのアクセスを許可するを参照してください。

リクエストフォーム

社内ユーザーや顧客がリクエストを送信する際に、フォームが表示されます。社内ユーザーであれば、自分自身として、または顧客や見込み客に代わってリクエストを送信できます。

デフォルトでは、自分自身のリクエストとして送信されます。顧客もしくは見込み客に代わって送信するには、[リクエストを送信(Submit a request)]のすぐ下にある[あなたのリクエスト(Requested by you)]のリンクを選択し、リクエストを送信する代わりの人を選択します。顧客もしくは見込み客に代わってリクエストを送信する手順については、社内でFeedbackをリリースしてリクエストを収集するステップ4を参照してください。

SubmitARequestForm.png

最初のテキストフィールドはリクエストです。さらに質問やそれに対応するテキストフィールドを追加して、リクエストについての詳細を記載してもらうことができます。質問の数は3つ以下に制限することをお勧めします。詳細については、リクエストフォームの設定リクエストフォームのカスタマイズをご覧ください。

有効にすると、訪問者はさらに次のことができます。

  • 最大10MBのファイルをアップロードできます。[設定(Settings)]>[プロダクト設定(Product Settings)]>[リクエストフォームのカスタマイズ(Customize Request Form)][訪問者のアップロードを許可(Allow visitor uploads)]を選択します。
  • リクエストに関連するアプリプロダクトエリアを選択します。それぞれのプロダクトエリアの編集や作成の際に、そのフィルターの可視性を選択します。

社内ユーザーの権限に応じて、以下のことが可能です。

  • 最大250MBのファイルのアップロード。
  • リクエストに関連するアプリプロダクトエリアを選択します。
  • 同僚がリクエストを見つけやすくするため、またリクエストを整理するためのタグの追加。
  • リクエストを完了するための相対的な工数の見積り。
  • チームのみに表示するかどうかに応じた、リクエストの可視性の設定。

さまざまな役割を持つ社内ユーザーが、リクエストで表示・編集できるものとできないものの詳細については、チームの管理:Feedbackでの役割と権限を参照してください。

投票と優先順位

Feedbackでは、ユーザーが既存のリクエストに投票したり、投票したリクエストの優先順位を設定したりできます。優先順位スコアはFeedbackの需要レポートで考慮されます。このデータを使用して、「必要な(must-have)」機能と「あると便利な(nice-to-haves)」機能を識別できます。

スマートリストおよびその他の定義済みレポートの詳細については、需要レポートでの発見を参照してください。

リクエストに対するアクション

ユーザーはリクエストに投票することで、そのリクエストに関心があることを示します。これを行うには、リクエストの詳細をすべて開き、リクエストの[リクエストに対するアクション(Request actions)]セクションでサムズアップ(「いいね」)アイコンを選択します。

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サムズアップアイコンの隣には、スヌーズ(「興味なし(I'm not interested)」)アイコンがあります。これを選択すると、ユーザーはそのリクエストに対して意見がなく、二度と見たくないという意思表示になります。このオプションを選択すると、ユーザーのダッシュボードからリクエストが消去され、サインインするたびに表示されなくなります。

「興味なし」アイコンは、レポートの中でリクエストにマイナスの重みを加えることはありません。リクエストにはマイナスの影響はなく、プラスの影響しか受けません。

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ユーザーは[優先順位(Priorities)]セクションで[前の選択を表示する(See your previous choices)]を選択して、ダッシュボードで[興味なし ]にしたリクエストを見つけることができます。

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このページで、スヌーズ(「興味なし」)アイコンを再度クリックすると、スヌーズ機能が無効になり、ダッシュボードにリクエストが再び表示されるようになります。

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私の優先順位

ユーザーは、ポータルダッシュボードの[私の優先順位(My Priorities)]やウィジェットのスライドアウトで、自分が投票したリクエストの一覧を確認できます。訪問者は右側のスライダーで、リクエストの優先順位を設定できます。

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それぞれの訪問者には有限の優先順位スコアが割り当てられます。このスコアはデフォルトでリクエスト間で均等に分散しています。あるリクエストの優先順位を上げると、他のリクエストの優先順位が自動的に下がるため、ユーザーはどのリクエストが自分にとって最も重要かを考えるようになります。

リクエストの優先順位スコアは、訪問者が求める他のリクエストとの相対関係で計算されます。訪問者があるリクエストを優先度高に設定すると、このリクエストのスコアが高くなります。すべてのリクエストの優先順位を最高に設定すると、まったく優先順位を付けない場合と同じスコアになります。

社内ユーザーも、優先順位スライダーを使用できます。社内チームは、優先順位スライダーで、機能の開発に優先順位を付けるのではなく、機能をどれだけ欲しいかを伝える必要があります。

また、顧客の代わりに社内チームが優先順位を設定することも可能です。詳細については、社内でFeedbackをリリースしてリクエストを収集するの記事のステップ5:投票と優先順位の更新を参照してください。

 

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