ガイドが表示されない

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一般的に、ガイド表示に関する問題の多くは、ガイドの設定、セグメントの動作、または広告ブロッカーが原因です。ガイドプレビューを使用したガイドのテスト、 デバッガーツールの使用、テストセグメントの作成、またはブラウザの広告ブロッカーをオフにすることで、いつでもテストすることができます。

どの方法を行ってもガイドが表示されない理由がわからない場合は、以下のガイドラインを読んで支援を受けることができます。この記事では、ガイドが期待どおりに表示されない場合のトラブルシューティングのガイドラインを紹介します。

環境:Pendo Engage、ガイド(ウェブのみ)

ブラウザの設定を確認する

広告ブロッカーは、ポップアップガイドなどの広告がウェブサイトに表示されないようにするためにブラウザに追加できるプラグイン拡張機能です。ブラウザの広告ブロッカーをオフにして、Pendoガイドの表示を許可できます。

CNAMEを追加して、イベントを確実に収集し、ファイアウォールなどの広告ブロックソフトの対象となるエンドユーザーにガイドを提供することもできます。

ガイドの設定を確認する

ガイドを表示するには、Pendoがページまたはiframeにインストールされている必要があります。ガイドの表示が必要なページやiframeにPendoがインストールされていることを確認し、それでも問題が発生する場合は、以下のガイド設定を確認します。

アクティベーション。ターゲット要素がページ上にあり、有効なCSSターゲティングルールが設定されていることを確認します。自動ガイドは、閉じるまで表示されます。アクティベーションセットがない場合、プログラマティックアクティベーションは、ボタン、リソースセンター、またはAPIでガイドを起動します。

ガイドの順番とスロットリング。ガイドスロットリングでガイドが制限されていないことを確認します。

場所。ガイドを表示する場所とドメインが一致していることを確認します。ガイドの場所は、ガイドの手順1の[場所(Location)]タブで設定します。場所に関するよくある問題には、以下のようなものがあります。

  • ターゲット要素が表示されない。要素のターゲットルールが正しくないか、要素がターゲットページに存在しません。
  • ターゲットページの設定。サイト全体またはページ固有の選択により、表示が制限されています。
  • ページターゲットが一致しない。訪問者のブラウザURLがターゲットページのルールと一致しません。
  • iframeでのターゲティング。ページターゲットが、訪問者にガイドが表示されるiframeのURLと一致しません。

スターテス。ガイドが、テスト環境があるステージングに表示するように設定されているか、ライブドメインがある公開に設定されていることを確認します。ドラフトおよび無効のガイドは表示されません。

セグメント。訪問者が、ガイドを表示するために適用されるセグメントルールを満たしていることを確認します。訪問者のデータは静的ではないため、訪問者はセグメントルールから外れることがあります。リソースセンターをセグメント化する場合、コンテンツを表示するには、関連するリソースセンターモジュールのセグメントに訪問者を含める必要があります。

スケジュール。現在の日付と時刻の範囲が、ガイドのスケジュールされた期間と一致していることを確認します。

ビュー。訪問者がガイドを進めたり、閉じたりしていないことを確認します。バッジとターゲット要素の相互作用や、自動起動のためのリピートガイド表示など、繰り返し表示を許可する起動方法が設定されていない限り、一度進んだり閉じたりすると、ガイドは再び表示されません。訪問者がガイドを見たかどうかは、ガイドの指標で確認できます。

アプリケーション設定を確認する

2023年6月以降に作成されたアプリケーションでは、ドキュメント内の変更にエージェントが対応できるようにするため、preferMutationObserverアプリケーションフラグが有効になっています。ほとんどの場合、これによりパフォーマンスが向上します。しかし、MutationObserver APIの制限により、Shadow DOMツリーにカプセル化された要素の変更は検出されません。この問題を解決するために、preferMutationObserverが有効になっているときに使用できる、追加の構成設定「observeShadowRoots」が用意されています。

ObservesShadowRootsフラグを有効にするか、PreferMutaionObserverを無効にすると、アプリケーションにガイドが再表示されます。この設定は、設定ページに移動して以下の設定を選択することで変更できます。

  • 「利用可能な場合、MutationObserverを500msタイマーよりも優先する」という、preferMutationsObserverのチェックボックス
  • 「Shadow DOM要素でMutationObserverを使用する」という、preferMutationObserverが有効な場合にのみUIに表示されるobserverShadowRootsのチェックボックス

ガイドの表示に関する問題に関する詳細やセグメントに関する質問については、ガイドに適用する際に対象となる訪問者のセグメントが異なるの記事をご覧ください。

 

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