顧客の状況評価にGainsightを使用しており、SalesforceとPendoを統合している場合は、Pendoのプロダクト使用状況データをGainsight Scorecardに追加できます。
最初に、Salesforceを使用してPendoをGainsightに接続するをご覧ください。
ステップ1. 粘着性の高いフィーチャーの識別とタグ付け
アプリケーションで最も粘着性の高いフィーチャーを特定します。粘着性とは、訪問者がプロダクトに定期的にアクセスし使用しているかどうかの指標になるものです。
たとえば、フィーチャーXを使用した訪問者は必ず翌日もプロダクトを使用するとカスタマーサクセスマネージャーが判断した場合、そのXは粘着性の高いフィーチャーとなります。
粘着性の高いフィーチャーを特定できたら、Pendoでそのフィーチャーをタグ付けします。手順については、フィーチャーのタグ付けと表示を参照してください。
ステップ2. アカウントレポートの作成
粘着性の高いフィーチャーを特定し、Pendoでタグ付けしたら、以下の手順を実行します。
- [ピープル(People)]>[アカウント(Accounts)]>[アカウントレポート(Account Reports)]に移動します。
- [+レポートを作成(+ Create Report)]を選択します。
- Sticky Features: Salesforce + Gainsight Push Reportというレポートを作成します。
- [可視性(Visibility)]と[セグメント(Segments)]を[全員(Everyone)]に設定します。
- [日付範囲(Date Range)]を[過去30日(Last 30 Days)]に設定します。
- 粘着性の高いフィーチャーごとに列を追加します。
訪問者がこれらのフィーチャーを使用する頻度と一貫性を最もよく反映するために、各フィーチャーの測定単位として、アクティブ日数(Number of Days Active)を使用することをお勧めします。しかし、アプリケーションを一番よくご存じなのはお客様です。クリック数(Clicks)や訪問者数(Number of Visitors)の方が貴社のビジネスに適していると判断された場合は、そのいずれかを選択してください。
ステップ3. Salesforceへのデータプッシュ
PendoとSalesforceのインテグレーションを設定するに記載されている手順に従って、「プッシュ」同期を設定します。
たとえば、前のステップで作成したPendoアカウントレポートにプッシュされた情報を含めるため、Salesforceインスタンスに次の2つのフィールドを作成した場合、Gainsightでは、スコアカードで使用するデータに、MM/DD/YYYY形式の開始日と終了日を含める必要があります。
Sticky Feature 1_Active Days out of 30
Sticky Feature 2_Active Days out of 30
Gainsightに必要なデータを送信するためにSalesforceの自動化を構成するには、以下のソリューションを使用します。
Salesforceの自動化
Salesforceの上記のフィールドの送信先と同じオブジェクトで、type = date formulaの2つの数式フィールドを作成します。1つ目のフィールドは前月の最初の日(First Day of Previous Month)、2つ目のフィールドは前月の最後の日(Last Day of Previous Month)と呼ばれます。
続いて、12月と1月の日付の年の切り替えを考慮した数式を各フィールドに作成します。
前月の最初の日
DATE(
IF(
MONTH( TODAY() ) = 1 ,
YEAR( TODAY() ) - 1 ,
YEAR( TODAY() )
) ,
IF(
MONTH( TODAY() ) = 1 ,
12 ,
MONTH( TODAY() ) - 1
) ,
1
)
前月の最後の日
]DATE(
YEAR( TODAY() )
) ,
MONTH( TODAY() )
) ,
1
)
- 1