リソースセンターの概要

リソースセンター(旧ガイドセンター)は、アプリに追加できるカスタマイズ可能なメニューで、ガイドモジュール、お知らせモジュール、フィードバックモジュール、インテグレーションモジュールをオンデマンドで利用できます。サブスクリプション内のアプリには、それぞれ1つのリソースセンターを設定できます。

リソースセンターのセットアップと導入は、次の手順で行います。

1. リソースセンターの作成

2. リソースセンターへのモジュールの追加

3. リソースセンターのモジュールへのガイドの追加。

4. リソースセンターとモジュールのスタイル設定。

5. リソースセンターの有効化。

6. リソースセンターの公開。

7. リソースセンターの削除。

 

 ResourceCenter.png

リソースセンターは、従来のガイドセンターに代わるもので、ビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)で作成したガイドを起動します。リソースセンターでは、クラシックアプリ内デザイナーで作成したガイドを使用できません。

カスタマイズオプション

リソースセンターは、アプリの上に配置されるバッジで起動するか、UIのターゲット要素で起動するかを選択できます。

また、リソースセンターは、適切なコンテンツを適切なユーザーに適切なタイミングで表示するように設定することができます。セグメントとページを使って、ユーザーに表示したいモジュールとガイドを制御できます。設定とカスタマイズのオプションにより、すべてのユーザーに対するリソースセンターの体験を構築することも、ターゲットとなるセグメントに対して微調整を行うこともできます。

サブスクリプション内のウェブアプリごとに、固有のリソースセンターを作成できます。また、カスタムリソースセンターを最初からコーディングして作成し、ユーザーに独自のアプリ内体験を提供することもできます。

モジュールとそこに表示されるコンテンツは、訪問者IDと表示されているページに基づくコンテキストに依存します。空のモジュールや使用できないガイドがリソースセンターに表示されないようにするために、モジュールとガイドは、訪問者が次の場合のみリソースセンターに表示されます。

  • そのモジュールのセグメント設定と一致する
  • そのモジュール内のガイドのセグメントと一致し、かつ
  • そのガイドを有効化できるページにいる

同じタイプのモジュールを複数追加して、類似のコンテンツをグループ化したり、ユーザーのセグメントをターゲットにしたコンテンツを作成したりすることができます。たとえば、次のようなことが可能です。

  • あるお知らせモジュールを使用してプロダクトのリリースを告知し、別のお知らせモジュールを使用してマーケティングイベントを宣伝する。
  • ペルソナごとに異なるオンボーディングチェックリストを作成する。
  • メタデータに基づき、各モジュールをセグメント化して表示する。
  • 複数のインテグレーションモジュールやサンドボックスモジュールを使用して、顧客の種類に合わせたサポートワークフローとサービスレベルを提示する。

ユーザー権限

  • Pendo管理者ユーザーは、リソースセンターの新規作成、モジュールとスタイルの管理、リソースセンターの設定変更、リソースセンターの公開を行うことができます。
  • レイアウトから、または最初からガイドを作成できるPendoユーザーは、お知らせの作成やモジュールに追加されたガイドの編集ができます。

リソースセンターの作成

リソースセンターの作成にはいくつかのステップがありますが、開発者の関与やカスタムコードを必要とせずに設計したり展開したりできます。

1. 左側のナビゲーションで[ガイド(Guides)] [リソースセンター(Resouce Center)]に移動します。

2.[+リソースセンターの作成(+ Create Resource Center)]を選択します。

3. リソースセンターモジュールを追加します。

RCCreateNav.png

モジュールの追加

リソースセンターはモジュールで構成されており、リソースセンターを使用するにはモジュールを追加する必要があります。モジュールによって、リソースセンターでユーザーに提供するコンテンツを整理することができます。

  • ガイド - ガイドは、リソースセンターの検索可能なガイドリストオンボーディングチェックリスト、またはお知らせから起動できます。
  • Feedback - リソースセンターにPendo Feedbackを追加し、ユーザーがアプリ内リクエストの送信、投票、閲覧ができるようにします。PendoリソースセンターのFeedbackについては、顧客にアクセスを許可するをご覧ください。
  • インテグレーション:ナレッジベースのコンテンツへのアクセス、サポートチケットの送信、ライブチャットでの対話など、サードパーティツール製追加機能を提供します。
  • コードサンドボックス:開発者はリソースセンターでリリースされたカスタムコードを使用して、特注のモジュールを作成できます。

各モジュールは、リソースセンターを作成する際に、モジュールの追加ワークフローで追加できます。追加したいモジュールタイプにカーソルを合わせると、[モジュールの選択(Select Module)]ボタンが表示されます。

RCSelectGuideList.png

同じタイプのモジュールを複数回追加することができます。同じモジュールタイプの複数のバージョンを追加する場合は、このワークフローを繰り返してください。スタイルとセグメントを使い分けることで、個別のグループのコンテンツを配信したり、さまざまなユーザーグループにコンテンツをターゲット設定したりできます。

ResourceCenterModules.png

インテグレーションをモジュールオプションとして追加するには、[+ インテグレーションの追加(+ Add Integrations)]を選択し、インテグレーションハブに移動します。どのようなインテグレーションが利用できるかは、Pendoの[インテグレーション(Integrations)]セクションを参照してください。

モジュールリストには、選択したモジュールが表示されます。

RCSelected.png

選択したモジュールを削除するには、モジュールにカーソルを合わせ、[モジュール選択解除(Deselect Module)]を選択します。

RCDeselect.png

モジュールを選択したら、右の[モジュールの追加(Add Modules)]を選択します。リソースセンターの詳細ページには、リソースセンターに追加されたすべてのモジュールが表示されます。

RCDetailswithModules.png

モジュールの追加先となるリソースセンターがすでにある場合:

1. 左側のナビゲーションで[ガイド(Guides)] [リソースセンター(Resouce Center)]に移動します。

2. リストから、モジュールを追加するリソースセンターを選択します。

3. リソースセンターのホームプレビューにカーソルを合わせ、[+ モジュールの追加(+ Add Module)]を選択します。

4. 利用可能なモジュールのリストから選択します。

RCHomeAdd.png

 

リソースセンターのスタイル設定

ビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)で、リソースセンターをブランドや命名規則に合わせてスタイルを設定することで、アプリにあらかじめ組み込まれている一部のように感じさせることができます。タイトルやサブタイトルのテキストを変更することができます。コンテナ、ヘッダー、モジュール、アラートバッジの色、サイズ、位置などをスタイル設定できます。

モジュールには、ビジュアルデザインスタジオでリソースセンターをスタイル設定するときにも使用できる独自のオプションがあります。

内部名

内部名は、リソースセンターのリストやリソースセンターが識別されるあらゆる場所に表示されます。内部名はアプリで公開されている名前ではありません。内部名を変更するには、[詳細(Details)]ページでリソースセンターの名前にカーソルを合わせ、リソースセンターの内部名を編集します。

RCInternalName.png

リソースセンターのスタイル設定

ビジュアルデザインスタジオでリソースセンターのスタイルを管理します。

1. リソースセンターの詳細ページに移動し、[アプリで管理(Manage in my app)]を選択します。

2. アプリのURLを入力し、ビジュアルデザインスタジオを起動します。

RCManageinApp.png

3. ビジュアルデザインスタジオでリソースセンターを編集します。リソースセンターのプレビューには、変更されたリソースセンターが表示されます。ここでは、以下を編集できます。

  • リソースセンターとモジュールのテキスト。
  • リソースセンターとモジュールのスタイル設定。
  • リソースセンターバッジとアラートバッジのスタイル設定。
  • リソースセンターの有効化方法。

RCVDS.png

 

リソースセンターの有効化

リソースセンターは、次の2つの方法で有効化できます。

  • バッジアイコンを使用する。
  • アプリケーション内の既存の要素を選択する。

バッジの有効化

リソースセンターを有効にするには、プレビューに表示されているバッジアイコンをクリックします。

有効化設定では、バッジのアイコン、色、Zインデックス、位置をカスタマイズできます。未読のお知らせアラートの配置を調整することもできます。

RCBadgeStyling.png

バッジアイコン

リソースセンターのバッジは、定められたサイズの円形に設定されています。ただし、ガイドバッジと同様に、独自のカスタムイメージをアップロードすることもできます。画像のアップロードサイズは2MB未満に制限されていますが、画像はバッジのサイズに合わせて自動的に拡大縮小されます。

バッジの色

デフォルトで、色はPendoピンクに設定されています。変更するには、色をクリックして表示されるパレットを使用します。色の16進数コードがわかっている場合は、コードを手動で入力することもできます。

注:色は、ドロップダウンに表示されるアイコン画像にのみ適用されます。カスタム画像の色を変更する場合は、画像をアップロードする前に色を変更してください。

Zインデックス

バッジのスタック順序、またはバッジをページ上の別の要素の前に表示するか後ろに表示するかを指定します。デフォルトでは、Zインデックスは非常に大きな値 (19000)に設定されているため、他のすべての要素の上に表示されます。仕様に応じて、この値を増減します。

アラートバッジの位置

アラートバッジは、訪問者のお知らせモジュールに未読のお知らせがある場合に表示されます。ドロップダウンメニューで、通知バブルをリソースセンターのバッジの任意の角に再配置できます。

AlertBadgePosition.png     AlertBadge.png

バッジの位置

リソースセンターのバッジは、ドロップダウンメニューで画面の任意の隅または辺の中央に配置し、その後[オフセット(Offset)]でアンカーの位置から調整できます。デフォルトの位置は右下隅で、ウィンドウの下端と右端から10ピクセルのオフセットとなっています。

RCBadgeLocation.png

要素の有効化

アプリケーションの既存の要素をクリックして、リソースセンターを有効化することもできます。

 

アプリ内プレビュー

アプリ内のモジュールをプレビューするとビジュアルデザインスタジオ(Visual Design Studio)が開き、リソースセンターの外観を編集できます。上部のアクションバーには、リソースセンターのホームビューと、リソースセンターに追加したモジュールが表示されます。

ホームビューでは、以下の設定を編集できます。

  • リソースセンターのタイトル
  • トップバーの色
  • 閉じるボタン
  • モジュールの名前

preview-in-app.png

アクションバーの各モジュールでは、以下のような追加のカスタマイズオプションも使用できます。

  • プログレスアイコンと塗りつぶしの色
  • プログレスバーと塗りつぶしの色

module-styling.png

 

リソースセンターの公開

ホームページ - ステージング

この状態では、現在ステージングまたは本番環境にあるものがすべて含まれたプレビューが表示されます。ドラフトに変更を加え、ステージングに移行させる場合は、ドラフト表示で「ステージングへプッシュ(Push to Staging)」ボタンをクリックしてください。

ステージングに変更をプッシュすると、それに対応してプレビューが更新されます。

ホームページ - 本番

コンテンツを公開する本番環境に何もプッシュしていない場合は、本番コンテンツがないことを示すメッセージが表示されます。一方、以前にコンテンツを本番環境にプッシュしたことがある場合は、そのコンテンツのプレビューが表示されます。ステージングの更新を本番環境に移行する準備ができたら、ページ中央のボタンでステージングを移行できます。

no-production-content.png

警告:すでにガイドセンターを本番環境で使用しているお客様は、リソースセンターを本番環境にプッシュする前に、必ずガイドセンターを無効にしてください。ガイドセンターを無効にする方法については、下記の「よくある質問」をご確認ください

リソースセンターの削除

リソースセンターは削除できません。ただし、すべての有効化方法を無効にすることで、リソースセンターをお客様に表示しないようにすることができます。

リソースセンターを無効にする方法:

  1. Pendo UIでリソースセンターに移動し、[アプリで管理(Manage in my app)]を起動してデザイナーを開きます。
  2. デザイナーで、アクティベーションタイルを選択し、すべての有効化方法をオフにして、[保存(Save)]を選択します。
  3. リソースセンターに戻り、変更をステージングにプッシュします。

複数のリソースセンター

サブスクリプションに複数のウェブアプリがある場合、それぞれのウェブアプリに固有のリソースセンターを設定できます。1つのリソースセンターを複数のアプリで共有することはできません。

リソースセンターに移動すると、作成したリソースセンターのリストが表示されます。すべてのウェブアプリにリソースセンターがある場合、[+ リソースセンターの作成(+ Create Resource Center)]ボタンは使用できません。

RCMultipleRCs.png

 

1. + リソースセンターの作成(+ Create Resource Center)]を選択して、リソースセンターがないウェブアプリにリソースセンターを追加します。

RCCreateButton.png

 

2. リソースセンターを追加するアプリを選択します。ドロップダウンにはウェブアプリのみが表示されます。

RCAddMultiple.png

 

リソースセンターのローカライズ

リソースセンターにはガイドと同様のローカライズ機能があり、言語メタデータに基づいて自動的に翻訳を表示できます。Pendoでは、リソースセンターのXLIFFファイルをエクスポートし、そのファイルの内容を翻訳してリソースセンターにインポートできます。

リソースセンターでのローカライズの詳細とXLIFFファイルの翻訳手順については、ローカライズの記事を参照してください。

LocalizationTile.png

 

よくある質問

クラシックデザイナーで作成したガイドを選択できますか?

はい。エンドユーザーに提供するガイドを、リソースセンター内からどれでも選択できます。表示名を編集して、よりわかりやすいタイトルに変更することもできます。これにより内部の命名規則に影響を与えることはありません。

なぜ、このようにさまざまなステージがあるのでしょうか?

さまざまなステージがあることで、さまざまな状態での更新が可能になり、エンドユーザーに中途半端な更新を提供しないようにするためです。

コンテンツのないモジュールがある場合はどうなりますか?

コンテンツのないモジュールがあり、更新を本番環境にプッシュした場合、そのモジュールはエンドユーザーには表示されません。

「最新情報(What’s New)」ガイドはリソースセンターに含まれていますか?

現在はベータ版に含まれています。最新情報(What’s New)ガイドは「お知らせ(Announcements)」に名称を変更しました。このモジュールは、オンボーディングモジュールやガイドリストモジュールと同様に、追加やセグメント化が可能です。詳細については、お知らせモジュールの記事を参照してください。

リソースセンターを有効にする前に、古いガイドセンターを無効にする必要がありますか?

はい。リソースセンターを本番環境にプッシュする前に、必ずガイドセンターを無効にしてください。新しいリソースセンターをプッシュしても、自動的にガイドセンターが無効になることはありません。ただし、リソースセンターを「ドラフト」または「ステージング」の状態で編集して、必要に応じて切り替えの準備をしておくことができます。

本番ドメインからガイドセンターを無効にする方法は?

ガイドセンターを無効にするには、まずアプリ内のクラシックデザイナーに移動し、右上の「グローバル設定(Global Settings)」をクリックします。新しいメニューで「ガイドセンター(Guide Center)」をクリックし、以下の手順を実行してください。

  1. 表示されているすべてのセクションを無効にします
  2. 下部の「保存(Save)」をクリックします
  3. 「グローバル設定(Global Settings)」を再度開き、「本番環境にコピー(Copy to Production)」をクリックします

disable-guide-center.png

注:すべての本番ドメインでリソースセンターを有効にする場合にのみ、ガイドセンターを無効にする必要があります。ガイドセンターを無効にしなくても、必要に応じてリソースセンターをドラフトまたはステージング状態でカスタマイズおよびテストできます。