リクエストのステータス(フィードバック待ち、計画済み、リリース済みなど)を使って、計画と進捗状況をすばやく伝えることができます。ステータスごとにカスタムメッセージを作成できます。こうしたメッセージを使うことで、お客様に今後の予定を正しく把握していただけます。
リクエストのステータスはPendo Feedback全体で、社内チームと訪問者に対して表示されます。また、プロダクトエリアがチームと訪問者に設定されている場合に限り、Feedbackでリクエストのステータスが更新されるたびに、自動通知メールを送信することもできます。リクエストのプロダクトエリアをチームのみに変更すると、社内ユーザーが関心のあると登録したリクエストのみについて最新情報が届きます。
プロダクトエリアの可視性については、Feedbackのプロダクトエリアを参照してください。メールに送信される自動更新については、Feedbackの通知メールを参照してください。
Feedbackのデフォルトステータス
Feedbackでは、リクエストに対して6つのステータスオプションがあります。各ステータスには、Feedback内でそれぞれの機能と色があります。デフォルトのステータスは次のとおりです。
- 未レビュー(Not Reviewed):ライトグレー。これは、新規リクエストのデフォルトのステータスです。
- フィードバック待ち(Awaiting Feedback):ダークグレー。このステータスで、ユーザーはリクエストを受け取ったことを認識できます。
- 計画済み(Planned):ブルー。作りたいアイデアに付与されるステータス。
- 開発中(Building):イエロー。現在取り組んでいるアイデアに付与されるステータス。
- リリース済み(Released):グリーン。開発され、展開されたアイデアに付与されるステータス。
- 却下(Declined):レッド。開発する意思のないアイデアに付与されるステータス。
これらのステータスの名前を変更して、フィードバックワークフローに合わせることができます。ステータス名の変更の詳細については、後述のステータス名のカスタマイズを参照してください。
ステータスの可視性
社内ユーザーには、次のようなリクエストが見つかった場合は、ステータスは常にFeedback全体で表示されます。
- チームと訪問者のダッシュボード。
- 参照ページとレポートページ。
- ステータス更新時に送信されるメール通知。
- Salesforceインテグレーションを含む、設定されているすべてのインテグレーション。
未レビュー、フィードバック待ち、計画済み、開発中のステータスのリクエストは、訪問者ダッシュボードを含む、アプリ全体で確認することができます。これらのステータスのリクエストは、デフォルトでレポートに含まれています。
[今後の予定(What's Coming)]レポートには、計画済み(Planned)や開発中(Building)のリクエストが自動的に入力されるので、おおまかなロードマップを簡単に伝えられます。詳細については、今後の予定を伝えるを参照してください。
リリース済み(Released)や却下(Declined)のリクエストは、デフォルトではレポートに表示されませんが、オプションで含めることができます。リリース済みリクエストは訪問者ダッシュボードから[リリースログ(Release Log)]に移動します。詳細については、リリースを伝えるを参照してください。却下リクエストは、訪問者ダッシュボードに表示されず、エンドユーザーは投票ができなくなりますが、コメントを追加することはできます。
リクエストのステータスの変更
社内ユーザーはリクエストのステータスを更新するための適切な権限を持っている必要があります。権限の詳細については、チームの管理:Feedbackでの役割と権限を参照してください。
リクエストのステータスは、[参照(Browse)]ページもしくは[レポート(Reports)]ページのどちらからでも更新することができます。これらのページのいずれかに移動した後、次の2つの方法のいずれかでリクエストのステータスを変更できます。
- ページ上のリクエストリストで直接行います。該当するリクエストの横にある[ステータス(Status)]列のドロップダウンメニューから、新しいステータス値を選択します。
- リクエスト自体で関連するリクエストを選択し、右上の [リクエストステータス(Request status)]ドロップダウンメニューを使用して、新しいステータス値を選択します。
新しいステータスを設定すると、保存されたメッセージを選択するか、その理由をカスタムメッセージに記入してユーザーに知らせるように促されます。レスポンスをカスタマイズした場合は、[今後使用するためにレスポンスを保存する(Save response for future use)]を選択して、今後の使用のために保存できます。手順については、カスタムレスポンスを保存するを参照してください。
JIRAアドオンがインストールされている場合は、[JIRAのプロジェクトの下に作成(Create under project in JIRA)]を選択することも可能です。JIRAとPendo Feedbackのインテグレーションについては、JIRAとPendo Feedbackを参照してください。
準備ができたら、[次へ(Next)]を選択して変更を確認します。