リクエストのトリアージ

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関連するリクエストをチームメンバーに通知するには、コメントでメンションするか、リクエストをそのメンバーまたはプロダクトエリアに割り当てます。

権限

権限はユーザーの役割に付与され、管理者ユーザーによって[設定(Settings)]>[プロダクト設定(Product Settings)]>[チームの管理(Manage Team)]>[役割の管理(Manage roles)]で設定されます。チームメンバーにリクエストを割り当てるには、[リクエスト(Requests)]で役割に次の権限を含める必要があります。

  • リクエストの編集
  • チームメンバーへのリクエストの割り当て

誰でも一括でリクエストを自分に割り当てることができますが、リクエストの詳細ページから個別のリクエストを自分に割り当てるには、リクエストの編集権限が必要です。

詳細については、チームの管理:Feedbackでの役割と権限を参照してください。

チームメンバーへのメンション

リクエストに投稿するコメントで、チームメンバーをメンションすることができます。これは、タスクを割り当てずに、通知してディスカッションを継続するのに便利な方法です。

チームメンバーをメンションするには、「@」記号を入力した後にメンバーの名前を入力し始めます。候補がドロップダウンで表示されるので、該当するチームメンバーを選択し、コメントでメンションします。

あなたや他のチームメンバーがコメントでメンションされると、フィードバック通知が届きます。フィードバック通知の詳細については、アプリ内フィードバック通知の管理を参照してください。

プロダクトエリアの追加または編集

プロダクトエリアは、一般的にオーナーシップの領域を表すためにFeedbackで使用されます。プロダクトエリアは通常、プロダクトマネージャーが担当します。これが自分のプロダクトやチームに当てはまらない場合は、代わりにリクエスト担当者を活用してオーナーシップの定義やリクエストのトリアージを行うこともできます。詳細については、本記事のリクエストの割り当てを参照してください。

リクエストには、一度に1つのプロダクトエリアのみを設定できます。リクエストにプロダクトエリアを追加するには、次のいずれかの方法で行います。

リクエストの詳細ページから

リクエストの詳細ページからリクエストのプロダクトエリアを追加または変更するには、以下の操作を行います。

1. リクエストを開いて詳細を確認します。

2. リクエストページの上部にある編集アイコンを選択します。

Edit_PA.png

3. [プロダクトエリア(Product Area)]ドロップダウンメニューを開きます。

4. プロダクトエリアを選択します。

5. ページの下部にある[変更を保存(Save Changes)]を選択します。

RequestDetails_PA.png

参照ページから

左側のナビゲーションからアクセスできる[参照(Browse)]ページでは、プロダクトエリアなどのリクエストの詳細についての概要が表示されます。[参照]ページからリクエストのプロダクトエリアを追加または変更するには、以下の操作を行います。

1. プロダクトエリアを追加するリクエストを見つけて選択します。

2. 画面の右側にスライド表示されるパネルで、[エリア(Areas)]ドロップダウンメニューを開き、該当するオプションを選択します。

Browse_Request_Areas.png

プロダクトエリアの一括追加

[参照]ページから、リクエストのグループにプロダクトエリアを一括で追加できます。

1. 左側のナビゲーションから参照ページを開きます。

1. プロダクトエリアを追加または編集するリクエストを見つけて選択します。[参照]ページでリクエストを選択すると、テーブルの上部に[アクション(Action)]ドロップダウンメニューが表示されます。

3. [アクション]メニューを開き、リストから[プロダクトエリアの変更(Change Product Area)]を選択します。

Browse_PAs.png

4. 表示された[プロダクトエリアの変更]ウィンドウで、ドロップダウンメニューを開き、適切なプロダクトエリアを選択します。

5.[変更を保存]を選択します。

リクエストをプロダクトエリアでフィルタリングする

特定のプロダクトエリアに関連するリクエストを見つけるには、左側のナビゲーションから[参照]ページに移動し、ページ上部の[プロダクトエリア]ドロップダウンメニューから適切なプロダクトエリアを選択します。

詳細については、参照(Browse)ページでのリクエストの管理を参照してください。

リクエストの割り当て

リクエストを自分または任意のチームメンバーに割り当て、アクションが必要であることを通知します。社内ユーザーはリクエストをフィルタリングしてノイズを取り除き、自分に割り当てられたリクエストだけを表示することができます。次のいずれかの方法で、自分自身またはチームメンバーにリクエストを割り当てることができます。

リクエストの詳細ページから

リクエストの詳細ページからリクエストを割り当てるには、以下の操作を行います。

1. リクエストを開いて詳細を確認します。

2. ページの右側にある[リクエストアクション(Request actions)]で、[担当者(Assignee)]ドロップダウンメニューを開きます。

3. リクエストを自分に割り当てるか、割り当てたいチームメンバーまでスクロールダウンします。ユーザーはアルファベット順に表示されます。

mceclip0.png

チームメンバーが割り当てられると、ページ上部に確認のバナーが表示され、担当者には通知メールが届きます。

注:[参照]ページからリクエストの詳細を開くこともできます。表からリクエストを選択し、ページ右側のパネルの上部にある展開ボタンを選択して、リリクエストの詳細全体を開くことができます。ただし、[参照]ページからチームメンバーを割り当てる場合は、リクエストの詳細を開く必要はありません。

参照ページから

左側のナビゲーションからアクセスできる[参照]ページでは、担当者を含めたリクエストの詳細を簡単に確認できます。詳細については、参照(Browse)ページでのリクエストの管理を参照してください。

[参照] ページのリストからリクエストを選択すると、ページの右側にパネルが表示されます。パネルには、リクエストの割り当て先など、リクエストの概要が表示されます。

ここからリクエストを割り当てるには、[担当者]ドロップダウン メニューを開き、リクエストを自分自身に割り当てるか、割り当てたいチームメンバーまでスクロールダウンして割り当てます。ユーザーはアルファベット順に表示されます。

BrowsePage_Request.png

リクエストの一括割り当て

[参照] ページからリクエストを一括で割り当てることができます。

1. 左側のナビゲーションから参照ページを開きます。

2. 割り当てたいリクエストを見つけて選択します。[参照]ページでリクエストを選択すると、テーブルの上部に[アクション(Action)]ドロップダウンメニューが表示されます。

3. [アクション]メニューを開き、リストから[担当者を編集(Edit Assignee)]を選択します。

BrowseEditAssignee.png

4. 表示される[担当者を編集]ウィンドウで、リクエストを割り当てるチームメンバーを見つけて選択します。

5.[変更を保存]を選択します。

Edit_Assignee.png

担当者によるリクエストのフィルタリング

自分または他のチームメンバーに割り当てられたリクエストを見つけるには、左側のナビゲーションから[参照]ページに移動し、ページ上部の[担当者(Assignees)]ドロップダウンメニューから適切なプロダクトエリアを選択します。

[自分に割り当て済(Assigned to me)]を選択するか、担当者の名前を検索します。また、検索バーに担当者の名前を入力することもできます。

表示するリクエストは、1人のチームメンバーのみに割り当てられたものに限定されません。フィルターには、チームメンバーの任意の組み合わせを含めることができます。

Assignee_filter.png

メール通知の編集

デフォルトでは、自分またはチームメンバーにリクエストを割り当てるたびに、担当者にメールが届きます。

リクエストが割り当てられたときにメールが届かないようにメール設定を編集するには、画面の右上にあるプロファイルアイコンを選択し、[メール設定(Email Settings)]を開き、[リクエストの割り当て(Request Assignment)]の選択を解除します。

別のユーザーからメンションされたときにメールが届かないようにメール設定を編集するには、画面の右上にあるプロファイルアイコンを選択し、[メール設定]を開き、[メンション(Mentions)]の選択を解除します。

Turn_off_email_notifications.png

ベストプラクティス

すべてのリクエストを分類したり割り当てたりすると、管理が困難になる可能性があります。すべてのリクエストがロードマップの会話に付加価値を与えるわけではないので、すでに戦略に適合しているリクエスト、緊急性のあるリクエスト、投票や収益などの観点で価値が実証されているリクエストを分類することを重視してください。

リクエストは、アクションが必要なときに誰かに割り当てる必要があります。以下がその例です。

  • 進行中またはレビュー中のリクエストを、オーナーのビューに追加したい場合
  • リクエストにトリアージの追加レイヤーが必要であり、対象分野の専門家に確認してもらいたい場合
  • リクエストのステータスを更新する必要があるため、コミュニケーションチームに知らせる場合
  • リクエストがサポートチケットのようなもので、サポートチームからお客様に連絡を取る必要がある場合
  • リクエストが解約の可能性を示している可能性があり、PMに緊急で見てもらいたい場合

リクエストの割り当てを開始する前に、社内ユーザーのメールが設定済みであることを確認してください。そうすることで、特にこれが日々のワークフローとなる場合に、メール通知が大量に送信されることがなくなります。手順については、この記事のメール通知の編集を参照してください。

よくある質問

リクエストの割り当てができないのはなぜですか?

適切な権限がない可能性があります。この記事の権限セクションを確認し、必要に応じて社内のFeedbackマネージャーに権限の調整を依頼してください。

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