この記事では、ページとフィーチャーのタグ付けに関するベストプラクティスをご紹介します。
プロダクトエリアの色を使用して整理する
プロダクトエリアを使用すると、プロダクトの類似した領域にラベルを付けてグループ化し、Pendo全体のデータを可視化してフィルタリングや色分けを行うことができます。これにより、プロダクトの担当部分の行動分析とガイダンスをすばやく確認できます。
プロダクトとその構成について考えてみましょう。アプリ内で特定されたセクションに対応するプロダクトエリアを作成し、指定された色を割り当ると、Pendoの視認性が向上し、ナビゲーションが高速化します。
イベント名の形式を統一する
共有の命名規則により、Pendoプラットフォーム内での一貫性、明確性、コラボレーションの効率性が向上します。管理者は、ページとフィーチャーの命名規則を確立する上で重要な役割を果たし、タグ付け権限を持つすべての人が命名規則を厳密に遵守するようにします。
命名規則を効果的に活用するには、タグを作成する社内の他のPendoユーザーが採用するだけでなく、ページやフィーチャーへのタグ付けをしない人でもタグの意味を理解できるようわかりやすくする必要があります。
ページに名前を付けるときは、アプリケーション内でのページの位置が明確になるようにします。Pendoアプリに基づくページの命名規則の例を示します。
[モジュール]|[ページ名]
行動 | 新しいファネル
ガイド | 順序の設定
リプレイ | リプレイプレーヤー
リッスン | アイデアの検証
フィーチャーの場合、他のPendoユーザーが選択ルールを確認しなくてもフィーチャーの場所と機能を理解できるようにします。Pendoアプリに基づくフィーチャーの命名規則の例を示します。
[ページ]|[アクション]
ファネルリスト | ファネルの作成
ガイドの順序の設定 | ガイドのスロットリング
リプレイプレーヤー | 再生速度
検証 | アイデアの作成
どのような命名規則を設定する場合でも、簡潔でわかりやすいことを優先し、効率化のために略語を用いることも考慮してください。
説明を追加する
タグに説明を追加することで、Pendo内でタグ付けされたイベントのわかりやすさと検索性が向上します。説明により背景情報が提供されるため、自身や他のPendoユーザーが各タグの目的と機能を迅速に理解するのを助け、より良いコラボレーションとデータ分析を促進します。
[説明(Descriptio)]フィールドを使用して、新しいページやフィーチャーにタグを付ける際や既存のページやフィーチャーの詳細ページを表示する際に説明を追加できます。説明を追加すると、以下のことが可能になります。
- ページ、フィーチャー、トラックイベントのリストページにおいて、説明の値で検索する。
- Pendoのイベント詳細にカーソルを合わせると、説明が表示される。
- ページ、フィーチャー、トラックイベントの各リストページの表にある説明を表示する。これを行うには、左側のメニューから[プロダクト(Product)]に移動し、適切なイベントタイプページを選択し、表の右上にある[列を管理(Manage Columns)]アイコンを選択して[説明(Description)]列を追加します。
説明を追加する際には、簡潔かつ十分な情報量を盛り込むことをお勧めします。また、明確で一貫性のある用語を使用して関連性の高いキーワードを盛り込み、定期的な見直しと更新を行ってください。
その他のヒント
- ページ数は20~30、主要なフィーチャー数は5~10など、まずは小規模から始めましょう。
- 探求のためのタグ付けと主要なバリュードライバーとを明確に区別することを検討しましょう。
- フィーチャーのタグ付けについては、チームの目標達成に貢献できると考えられるものから始めましょう。
- 探索のためのタグ付けはアドホック(暫定的)に実施しましょう。
- 数か月に一度は、使用していないページやフィーチャーを整理しましょう。