[推奨ページ(Suggested Pages)]テーブルは、イベントデータのURLに基づいて推奨ルールを生成します。この機能を使用して、訪問者が過去48時間に閲覧したページにタグを付ける推奨ルールを承認または削除します。
[推奨ページ]テーブルには、公開環境とステージング環境の両方から、過去48時間の最近のイベントに基づいてデータが入力されます。これにより、以下が表示されます。
- 推奨ページ名。
- 各推奨ページに含めるURLを定義する包含ルール。
- 推奨ページのルールによってキャプチャされる最大5件のサンプルURL。
- サンプルURLの取得元のアプリケーション。
- そのルールを使用している各推奨ページの閲覧数。
推奨ページは、複数のURL訪問に関連付けることができます。サンプルURLリストには、推奨ページルールによってキャプチャされた上位5つのURLが展開可能なドロップダウンとして表示されます。このリストはすべてを網羅するものではありません。ページルールがキャプチャしたURLは、サンプルURLにリストされているものよりも多い場合があります。リストにあるURLが5つ未満の場合、推奨ページルールによってキャプチャされたURLはそれで全部です。
注:同じルールを使用してページに複数回タグ付けすることができます。したがって、ほかのタグ付けされたページで既に実装されているルールを推奨に含めることができます。
推奨ページの有効化と無効化
[推奨ページ]は、[サブスクリプション設定(Subscription Settings)]でPendo管理者がアプリごとに個別に有効化できます。任意のアプリケーションで[推奨ページ]ページを有効にすると、[推奨ページ]テーブルがサブスクリプション全体に表示されます。個々のユーザーは、[設定(Settings)]>[ユーザープロフィール(User Profile)]>[ユーザー設定(User Preferences)]で自分のアカウントの[推奨ページ]テーブルをオフにできます。このテーブルでは、[推奨ページ]がオンになっているアプリのタグのみが推奨されています。
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[設定(Settings)]>[サブスクリプション設定]に移動します。
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[アプリケーション(Applications)]タブを開きます。
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[アプリケーション]リストから該当するアプリを見つけて開きます。これにより、デフォルトで[アプリの詳細]タブが開きます。
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[基本設定(Basic Settings)]で[推奨ページ]の横にあるチェックボックスを使用して、[推奨ページ]をオンまたはオフにします。
推奨ページの通知設定の調整
[推奨ページ]ヘッダーの横にある赤い点とカウンターは、[推奨ページ]がオンになっているすべてのアプリの保留中のページの数を示しています。
推奨ページの通知をユーザーレベルでオンまたはオフにすることができます。[設定]>[ユーザープロフィール]に移動し、[ユーザー設定]で、以下のオンとオフを切り替えます。
- 「ページ」リストの上部の[推奨ページ]テーブル。このオプションをオフにすると、推奨ページに関する[通知(Notifications)]もオフになります。
- 推奨ページに関する[通知]。このオプションをオフにしても、[推奨ページ]テーブルの表示を通知ありにすることも、通知なしにすることもできます。
推奨ページの確認
推奨ページタグの承諾には、Pendoの管理者権限が必要です。
[プロダクト(Product)]>[ページ(Pages)]>[概要(Overview)]で推奨ページを見つけます。[推奨ページ]テーブルには、公開環境およびステージング環境の両方で、過去48時間にイベントに表示された、タグ付けされていないページがすべて表示されます。推奨ページが48時間使用されないと、再度使用されるまでテーブルから削除されます。
推奨ページはまだタグ付けや、処理はされていません。推奨ページにタグが付けられ、データ処理が完了するまで、完全な遡及分析データを表示することはできず、推奨ページをレポートやタグ付けに使用することもできません。
[推奨ページ]テーブルに表示されるデータは、ページリストに追加するためにタグ付けしたときに表示されるデータと異なる場合があります。これは、[推奨ページ]テーブルには公開環境とステージング環境の両方のデータが含まれているのに対し、タグ付けしたページには公開環境のデータしか含まれていないためです。
アプリフィルターでは、タグ付けされた既存のページで絞り込めるほか、[推奨ページ]テーブルに表示されるアプリのページの選択も可能です。
推奨ページルールは、URL内の一意のテキストを識別し、その一意の要素に基づいてルールを作成して残りのURLを無視します。アプリの構造に応じて、推奨ルールが1つのページにもアプリケーションの領域全体にもタグ付けされます。どちらも有効なデータを提供できる優れたタグですが、タグ付けされたページが何を収集しているのかを知ることが重要です。
複数のセクションを持つ長いURLでは、テーブル内に異なる性質を持つ複数の推奨ページが含まれる場合があります。
推奨ページの承認、削除
推奨ページでアクションを実行する手順は以下のとおりです。
- URL、ルール、閲覧数を確認します。これにより、推奨ルールがウェブサイトの何にタグ付けされているか、そのページがどれくらい利用されているかがわかります。閲覧数をほかの類似した推奨ページと比較することで、異なるタグの性質を確認できる場合があります。
- 名前を編集します。推奨ページは、URLに基づくシンプルなデフォルト名を提供します。より詳細な名前に変更することも、デフォルトの名前をそのまま使用することもできます。
- タグを付ける必要がある場合は、推奨ページを承認します。行の最後にある[承認(Accept)]を選択すると、ページデータの処理が開始されます。これにより、URLが処理ステータスを含む[ページ]リストに移動します。
- タグを付ける必要がない場合は、推奨ページを削除します。これにより、推奨ページがテーブルから削除され、このURLとページルールが再度推奨されることはありません。
ページにタグ付けした後、処理には最大で1時間かかる場合があり、データは通常1時間以内にUIで確認できます。
URLと推奨ページルールについて
推奨ページルールでは、テキストを含む基本的なPendのページタグ付けルール構文を使用し、パスにはスラッシュ(/
)、ワイルドカードにはアスタリスク(*
)、クエリには疑問符(?
)、フラグメントにはハッシュタグ(#
)を使用します。
ワイルドカードとテキストで、URLの値を定義します。このルールは、取得したイベントに保存されているURLを検索し、ワイルドカードの値を無視しながら、ルールの構造と値を照合するために使用されます。ルールがイベントの生データのURLと一致するたびに、そのタグ付けされたページのページ閲覧数としてカウントされ、関連する訪問者、アカウント、およびフィーチャーデータがまとめられます。
ページのタグ付けと、より複雑な手動のページタグ付けルールの詳細については、ページのタグ付けおよびページのタグ付けを行うURLを参照してください。
ページルール
ページルールはこのウェブサイトのURLの構造を反映していますが、不要な部分を削除し、必要な部分を特定しています。この処理は、推奨ページルールによって自動的に実行されます。URLの構造とルールの検索対象がわかれば、ページの閲覧数データがそのタグで収集する対象を表しているかどうかを確認できます。
- ルールの先頭は常に「
//
」で始まります。これにより、スキームが切り離されます。ルールの残りの部分は、「//app.example.com/category/user/profile.html
」の後にあるすべてを調べます。 - ワイルドカード「
//*/
」を使用すると、ドメイン全体がスキップされます。すべてのイベントはPendoインストールスクリプトが存在するアプリから発信され、1つのアプリのインストールスクリプトが複数のドメインにインストールされることは通常ありません(「//*/category/user/profile.html
」)。 - この構造は、サブドメインとルートURLのほかの一般的な構成を対象としています。たとえば、
dev.pendo.io
、staging.pendo.io
、app.pendo.io
は、コードが環境間でプロモートされ、すべてがページタグ付けルールで//*/
に簡略化されるため、すべて同じPendoインストールスクリプトを持つ場合があります。 - 必要に応じて、ページルールにドメインを追加して具体性を高めることができますが、これは推奨ページでは自動的に行われません。
- パスで一意の値が特定され、それ以外はすべてワイルドカード(「
//*/*/user
」)となります。このルールは、ユーザーフォルダで終わるすべてのページURLに一致します。 - パスの途中で一意の値を特定し、それ以降は無視することができます(「
//*/category/**
」)。このルールは、パスにカテゴリを含むすべてのURLに一致します。これには、/category
、/category/user
、/category/user/profile.html
、および適合するウェブサイト上のその他のブランチが含まれます。
ヒント:重なり合うタグの実例として、ヘルプセンターにPendoをインストールしていることが挙げられます。ベースドメインのsupport.pendo.ioをページとしてタグ付けすることで、ウェブサイト全体の使用状況を1つのページとして把握できます。それぞれの記事は、1つの記事の使用状況を追跡するためのページとしてもタグ付けされます。アプリ全体の使用状況を表す単一のPendoページのターゲット化は、Pendoの簡略表記法であり、セグメントやレポートで役立ちます。