アカウント 最終更新日: 2025年03月19日 06:39 Pendoでは、アカウントを特定または複数のグループに関連付けられた訪問者の集合体と定義しています。アカウントデータはPendo全体で確認することができ、特定のアカウントの指標にはPendo内の[ピープル(People)] > [アカウント(Accounts)]からアクセスできます。 この記事では、Pendoの[アカウント(Accounts)]ページにある[概要(Overview)]タブについて説明します。[アカウントレポート(Account Reports)]タブの詳細については、アカウントレポートを参照してください。 注:アカウントにアカウントとサブアカウントなどの階層がある場合は、親アカウントとも呼ばれる複数レベルのアカウント構造に切り替えることができます。詳細については、「複数レベルのアカウントの設定」を参照してください。 アカウントの指標 [アカウント]ページの[概要]タブには、ページ上部で選択したフィルター(セグメント、日付範囲、アプリ)に基づいてアカウントデータの概要が表示されます。 フィルターの下には、概要を示すいくつかの指標が表示されます。以下の指標は、選択したフィルターに応じて調整されます。 アカウント数(Number of Accounts)- これは、選択された日付範囲内に一意のアクティブ訪問者が1人以上存在した一意のアカウントの総数です。 1日の平均アプリ滞在時間(Avg. Daily Time On Apps)- 各アカウントがアプリに滞在する1日あたりの平均時間を示しています。 頻度(Frequency)- このグラフィックでは、アプリの使用頻度を3つのカテゴリー(低、中、高)に分けて示しています。頻度は、過去30日間(本日を含まない昨日までの日数)で訪問者が何かしらのイベントを送信した日数に基づいて計算されます。この指標は、まず選択した日付範囲(例:過去90日間)でフィルタリングし、その日付範囲に少なくとも1つのイベントを送信した各アカウントの訪問者の頻度を過去30日間にわたって調べます。 低(Low)- 過去30日間のうち、1回以上4回以下の頻度で訪問者がアクティブだった場合。 中(Medium)- 過去30日間のうち、5回以上12回以下の頻度で訪問者がアクティブだった場合。 高(High)- 過去30日間のうち、13回以上の頻度で訪問者がアクティブだった場合。 選択した日付範囲にイベントを送信していない訪問者は含まれません。 折れ線グラフ(Line chart)- このページには、(日付範囲フィルターに応じた)選択した日付範囲における日次、週次、もしくは月次ベースのアプリのアカウント総数、イベント総数、総滞在時間を示す折れ線グラフも表示されます。データを更新するには、グラフのタイトル部分にあるドロップダウンメニューを選択します。 フィルターで複数のアプリを選択している場合は、凡例からアプリを選択して、該当するアプリのデータをグラフ上で表示または非表示にすることができます。折れ線グラフ上にカーソルを合わせて、特定の合計値や日付範囲を表示することも可能です。 折れ線グラフの右上で、[データエクスプローラで表示(View in Data Explorer)]を選択して、事前に入力されたデータエクスプローラレポートを生成し、チャートデータを分析します。このレポートを使えば、セグメントや日付範囲を比較し、高度なフィルターを適用し、訪問者やアカウントの詳細を掘り下げ、ビジュアルをカスタマイズし、レポートをダッシュボードに保存して継続的なインサイトを得ることができます。 アカウントテーブル 折れ線グラフの下の[アカウント(Accounts)]テーブルには、選択したフィルターに基づくアカウントリストが表示されます。デフォルトでは、テーブルに以下の列が表示されます。 アカウントID(Account ID)- インストールスクリプトを介してPendoに渡され、サイトの訪問者に関連付けられるID値。このIDはアカウントを一意に識別する値であり、値を選択するとアカウントの詳細を表示できます。詳細については、「アカウント詳細」を参照してください。 最終訪問(全アプリ)(Last Visit (All Apps))- そのアカウントの訪問者によるページの読み込みや、サイト上でのフィーチャーのクリック、もしくはトラックイベントが発生した最後の時刻を示すタイムスタンプです。特定のページやフィーチャーがサイト上のアクティビティとしてタグ付けされているかどうかは関係ありません。 アクティブ日数(Number of Days Active)- 選択した日付範囲内においてこのアカウントの訪問者がアクティブだった日数の合計です。 イベント数(Number of Events)- そのアカウントの訪問者が送信したイベント(ページの読み込み、フィーチャーのクリック数、トラックイベント、ガイドイベントなど)の合計数。 また、テーブルの上にある以下のアクションを実行することも可能です。 すべてのアカウントを表示(Show all accounts)。「選択したセグメントにイベントのないアカウントを含める(他のフィルターは無視する)」チェックボックスがオンになっている場合、この設定により、イベントがないアカウントがテーブルに表示されます。日付範囲とアプリケーションのフィルターは無視され、選択したセグメント内のすべてのアカウントを表示します。これにより、Pendoがまだイベントをキャプチャしていなくても、以前にカスタムメタデータをアップロードしたアカウントを表示することができます。 アカウントレポートを作成する(Create Account Report)。特定のアカウントリストを頻繁に確認する場合には、そのリストをレポートとして保存できます。このオプションを選択すると、ページ上部に表示される[アカウントレポート]タブから、レポートの命名や検索ができます。詳細については、「アカウントレポート」を参照してください。 CSVをアップロード(Upload CSV)。アカウントのカスタムメタデータ値を一括で更新する必要がある場合は、[CSVをアップロード]アイコンを使用します。詳しくは、カスタムメタデータフィールドを管理するを参照してください。 CSVをダウンロード(Download CSV)。特定のアカウントセットをダウンロードする必要がある場合は、[CSVをダウンロード(Download CSV)]アイコンを選択します。このユーザーセットを使って、CSVファイルでカスタムセグメントを作成することもできます。詳しくは、セグメントの記事を参照してください。 列を編集する(Edit Columns)。テーブルに表示される列を更新する場合は、セクションの右上にある列アイコンを選択します。いずれかのアクションを実行した場合、すべての変更内容はアカウントレポートやCSVファイルに反映されます。これにより、[ピープル(People)]>[訪問者(Visitors)]の[訪問者(Visitors)]テーブルの列も更新されます。